コメディタッチの浅い映画かなっと思って敬遠してたんだけど、いやあ、見事に期待を(良い方に)裏切られて・・・面白かったですわ。
口コミで人気が広がり、ロングラン上演になったというのも頷けるよ。
「フラガール、意外に面白かったぜ」って言いたくなるもん。
シーンを切らずに一気に最後まで「ぶっ通しでフラダンス」をさせ、一番の盛り上がりを映画の一番最後に持ってきて、出演者に本当の涙を流させるという、「スウィングガールズ」で印象に残った手法がこの映画でも使われている。
で、そのシーンの最中、蒼井優演ずる谷川紀美子が出てきてソロダンスが始まるところ!あの蒼井優登場のシーン!マジで背中がぞくぞくしたよ!凄い迫力!
この、田舎臭い顔をした女優が、何故にあれほど魅力的に映るのか!?不思議。
あと、松雪泰子ってこんなに良い女優だったのか!?
TVドラマに頻繁に出てた頃はくだらない女優だと思ってたけど、いやあ、凄い演技でした。
ちゃんと「醜い顔」も演じられるようになってて。いや、ほんとに凄かった。
こりゃ、見て損はないと思いまっせ。(と、ほら、やっぱり他人に勧めちゃってる(笑))
ところで、この映画はレッスンシーンに黒タイツが度々出てきます。
黒タイツフェチの人には是非見ていただきたいですな。(笑)
ちなみに、舞台になってる昭和40年は、俺が生まれた年ですよ。
いや、まあ、これは余談でした。(^^;
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