そんなだから倒産するのさ

取引先(仮にA社としておこう)が倒産した。
と言っても、商いの額も少ないし、間に別の会社が入っているので、当社への影響は小さいのだが。

いやあ、しかし、このA社の営業の人は酷かった。(まあ、ある程度『社風』というのもあるのだろうが)

典型的な「下請けに無理を押しつける人」だった。

この「下請けに無理を押しつける人」を「権力を笠に着た嫌なヤツ」と捉える人が多いんんですが、これは間違い。
こういう人たちの多くは、「下請け虐めをすることで、自分の力を確認したいヤツ」ではありません。単純に「折衝能力に欠けた馬鹿」が多いんです。

「下請けに無理を押しつける」という行為は、大概、「上司にうまく案件の内容を説明できない」「お客さんを納得させるような説明ができない」などと言った「能力不足」に起因します。
ちゃんと説明出来ないから、「面倒くさい」とか「これでは上は納得しない」とか「何が何でもやってもらうしかない」とか、そんな訳の分からない理由で「下請けに押しつける」行為をするしかなくなるんです。
「上」にちゃんと説明して納得してもらう力が無いから、「下」に無理難題を押しつけざるを得ない・・・ということです。

俺はこういう馬鹿が大嫌い。

大人なら、少々人付き合いが苦手であろうが、折衝能力は身につけておかないと。
また、仕事の中身を理解するくらいの頭は持ってないと。
「人間失格」とまでは言いませんが、「ビジネスマン失格」です。

A社の営業の人がこういう人だった。(^^;

このA社の営業さん(仮に■■という名前とする)は、うちのスタッフの間でも有名で、一時期、俺が仕事持って帰ると、スタッフの第一声が「これ、■■案件じゃないですよね?」だったというくらい。(^^;
エンドユーザからの要望を丸投げしてくるだけで、それに対するこちらの都合(工数増、納期調整等)については一切相手と折衝してくれない(結局、折衝する能力がまったく無かっただけなんですが(^^;)ので、「■■案件はやりたくない」とはっきり言う外注さんもいましたよ(笑)

この人がトップ営業なんだから、A社の行く末も決まってたんだよなあ・・・(^^;

下請けに無理難題押しつけてる人は、自分が馬鹿だということをちゃんと認識した上で猛省してほしいな。はっきり言って、下請けに無理を押しつける人に、仕事が出来る人は一人もいません。(笑)

<追記>
現在の当社のお客様には、こういう人はいらっしゃらないことを明記しておきます。「おい、あれって俺のことか?」みたいな恐ろしい誤解無きよう。(^^;

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このページは、shinodaが2009年9月 1日 11:46に書いたブログ記事です。

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