梶原麻莉子に注目だな

急ぎのプログラム修正も終わって一息ついたので、9/7 に録画していた「浅見光彦シリーズ27 齋王の葬列」をやっとチェックできた。
いやあ、こういうサスペンス物をわざわざ録画してまで見ることはないんだけど、浅見光彦シリーズはついついね・・・
10数年前に一時、内田康夫にはまったことがあったからなあ。その余韻で。
でも、やっぱ、推理物としてみると、今ひとつだなあ。

内田康夫という人は、推理小説家としては既に終わった人だ。

PDVD_667.jpg元々、浅見光彦シリーズは、第二作目の「平家伝説殺人事件」がピークで、その後はどんどん面白くなくなっていってるんだよね。推理小説として。
それでも、「天河伝説殺人事件」あたりまでは「日本の推理小説」としてはそこそこのレベルをキープしていたと思うけど、今はもう全然駄目だ。まったく推理小説の体を為してない。多分、今でも内田康夫が好きな人って、赤川次郎も好きだよね?(笑)

「最初から怪しいやつが犯人」とか、「後半突如出てきた人が犯人」「ちょっと端役で出てきただけの人が犯人」と、意外性のかけらもない。というか、推理小説としてはある意味アンフェア。推理も、「推測」と「偶然」の積み上げでまったくロジカルではない。
推測してもいいんで、それをロジカルに確認するアクションを取らなきゃ。
推測したことが、偶然の出来事によって確認できただけという、まあ、つまり「浅見光彦は運命に翻弄されているだけ」(笑)のようなストーリーばかりになってる。

最近、といっても、7年前に出た本だが、「しまなみ幻想」を読んで、ああ、ほんとに駄目だ、この人・・・と再認識した。この人の本は、もう、読む価値ゼロだ。

でも、ドラマはついつい見ちゃうんだよね。まあ、紀行物としても見れるしね。
浅見光彦というキャラ自体はドラマで映えるしね。

でも、もちろん、推理物としては駄目だ。
「齋王の葬列」も途中から「兄妹でしょ?」というのが見え見えで、犯人も「そっちの社長さんは良いにしても、そっちの叔父さんが絡んでちゃ駄目でしょ?もともと怪しかったし」という出来。
もちろん、山村美紗原作のサスペンスと比べれば十分まともですけど。(笑)でも、まあ、それは自慢にならんし。

PDVD_672.jpgでも、そんな中でも、今回は良い発見があったなあ。

浅見家のお手伝いさん「すみちゃん」こと吉田須美子役の梶原麻莉子。良い!良い!

なんか、素朴な感じの顔に似合わない(失礼(^^;)プロポーションの良さ!ググって見ると、福岡でモデルをしてた子なんだね。
いや、ほんとに、顔は純情そうな(悪く言えば田舎っぽさも残る)少女顔なのに、足はすらっと長くて、並んで歩いてると、ヒロイン役の酒井美紀も霞むね。
笑顔も良いし。木下あゆ美と島袋寛子を足したような感じ?

これは、要チェックですぞ!

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DS山村美紗サスペンス 京都鞍馬山荘殺人事件 - DS山村美紗サスペンス 京都鞍馬山荘殺人事件 (2009年10月11日 03:16)

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このページは、shinodaが2009年10月 2日 10:38に書いたブログ記事です。

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