子供たちの名前のこと(娘編)

ええと、娘の名前は、QUEEN の「Seven Seas Of Rhye」という曲から取りました。
いや、マジで。(笑)

俺の一番好きな QUEEN の歌なので。:-)

邦題は「輝ける七つの海」ですが、直訳すると「ライの七つの海」。ライという七つの海を持つ王国に君臨する偉大なる王の歌っす。

デビュー当時、「ロックにしちゃ難しすぎる」とか言われて英国の音楽業界から正しい評価を得ていなかった QUEEN が、自分たちを偉大なる力を持った「ライの王」に、そして「頭の固い評論家」や「既得権益を守る(新人つぶしをする)レコード会社やアーティスト」を「君主」「伝道師」「貴族」「枢密院議員」「元老院議員」などの「古くさい権威」に例えて扱き下ろした歌です。

新たな王の出現で、古くさい権威は全て崩壊し、彼らも新たな王の前にひれ伏すしか無いと歌っています。

色々歌詞の訳はあるんですが、俺は下記のような感じで訳してます。
かなり意訳です。
でも、かなり QUEEN の思いを正確に表現出来てると自負してます。

まあ、QUEEN の歌に限ったことではなく、あっちの歌詞は、I(私)が表している意味が行毎にころころ変わったりするので、それをどっちの I に取るかで、訳も人によって全然違って来ちゃいますからねえ。
この歌も、I って言ってるのが「ライの王」のことなのか、支配される国民たちのことなのか、訳す人が判断するしかありません。
で、俺は、下記のように訳してみたのだね。(すげえ意訳よ(^^;)

<輝ける七つの海>

かつてこの地を支配した者よ!古き教えの伝道者たちよ!私を見て恐れ戦くがよい
私は遙か天空よりこの地に舞い降りたのだ
私を信じないお前たちを私の手で支配するために
さあ、お前達に命ずる
輝けるライの七つの海を私の前に差し出すのだ!

貴族たちよ!枢密院議員たちよ!さあ、私の声を聞くがよい
そして私の姿を見るがよい!今、お前たちの目には君臨する私の姿が映っているだろう
私に背くものは、全て消し去ってしまおう
お前たちは私のものとなるのだ
私はお前たちを輝ける七つの海の王国へ導くのだ!

女たちよ お前たちのために私はここに生き続けよう
男たちよ 私を倒し、私に死を与えてみるがよい

私はこれから未来永劫、お前たちを支配し続けるであろう
お前たちは永遠に私の虜であり続けるだろう

延々と吹き続ける嵐の中を私は飛び続けよう
熱き炎や雷にも私を止めることは出来ない
お前たちの信じる自然の法則も私を支配することはできない
私はお前たちの前に何度でも復活するだろう
そうだ、死しても再びお前たちの前に私は現れる

保身に汲々とするかつての支配者たちよ!
私は善き力で世を満たし、悪を滅ぼす
私は巨大なるタイタンと偉大なるトゥルバドールを超える力を持つ
私は微笑みをうかべ
そしてお前たちを輝けるライの七つの海へ誘なうのだ

こんな感じで。

で、俺は別に「ただ好きな曲だから」という理由で娘にこの歌から取った名をつけたわけではないのだ。
俺は、娘に、このライの王のようになってほしいのだ。七つの海を駆け巡り、自分の力で、自分の信じるがままに事を成せる者に。
いや、ま、嫁は「そんな人生イヤ!普通に幸せになってほしい」と言うのだが(^^;

まあ、半分は冗談なんだけど、でも、ほんとに、女だからと言って、「常識的な女」という殻に閉じこもることなく、ある意味「王のように」好きに生きてほしいとは思っている。

だから、そういう意味を込めて俺は娘に「ライ」という名を付けたのです。(嘘)

ところで、Sheer Heart Attack というアルバムの「谷間のゆり」という曲の歌詞の中に「七つの海からの使者たちがライの王は倒されたと告げた」というのがあり、この偉大なるライの王といえども、栄華は永遠には続かないということのようです・・・(^^;

とほほ。(^^;

いやいや、娘が倒されないように、俺が護るのだ!

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このページは、shinodaが2010年10月 6日 17:24に書いたブログ記事です。

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