この月曜日は、夜になって十日市から江波の事務所まで自転車で FAX を取りにいかないといけなくなったので、その帰りに観音の方をまわって、「つばめ」のラーメンを晩飯とした。
典型的な広島醤油豚骨ラーメンの店である。
この近所だと「すずめ」という広島醤油豚骨ラーメンの名店があるが、そこと同じようにメニューには「中華そば」しかない。
厳密に言うと、「おでん」「むすび」「ビール」もあるが、メインは「中華そば」のみである。それだけラーメン屋のプライドがあるということだろう。
暖簾をくぐって店に入ると、いきなり大将に「そば?」と聞かれる。
「すずめ」では中華そばを食べる以外の選択肢は無いが、「つばめ」の場合は「おでんをやりながらビール」という世界も許されているようだ。
ま、俺は晩飯なので、「中華そば」600円と「むすび1個」100円をがっつり注文した。
まだ、おでんにビールで晩飯が済むほどには枯れてないからな、俺も。(笑)
大将が自らテーブルまで運んできてくれたので手を伸ばすと、「俺が置くから手を引っ込めろ」と指示された(^^;
顔に似合わず慎重な大将だな(^^; 客に手渡ししたら、「熱っ!」って丼を落とされた過去でもあるのかな?(^^;
で、味の方は、まあ、典型的な広島醤油豚骨の味。
なので、俺には特に語る言葉はない。(^^;
いや、あの、どうも広島醤油豚骨ラーメンって、美味いんだけど物足りない感の方が大きいというか・・・
多分、生粋の広島人は醤油豚骨スープを味わう鋭敏な舌を持ってるんだと思うけど、俺にしてみりゃどの店もあんま味に変わりがないというか、「個性」という華がないというか・・・(^^;
ちなみに、俺的には「すずめ」より「つばめ」の味の方が好みかな。(一応、わからないなりに好みはある(笑))
ところで、俺は店でラーメン食う時胡椒はほとんど使わない。あまり、胡椒がほしいと思ったことがないのだ。反対にインスタントラーメン(特にカップヌードル)にはガバガバかけるけど。
で、広島醤油豚骨はインスタントラーメンと一緒だな。いや、別に広島醤油豚骨を馬鹿にしているわけじゃないよ。そうではなくて、広島醤油豚骨も胡椒の風味が力を発揮する味なんだと思うよ。一味足りないという意味ではなくね。格好良く言えば、ケミストリーが生まれるというか。
「つばめ」の大将はそのへんわかってるんじゃないかな?
ラーメンをテーブルに置きながら、(お好みで・・・の言葉無く)「胡椒をどうぞ」って言うてたもん。
んで、実際に胡椒かけると美味くなるんだよね、広島醤油豚骨。
つーことで、広島醤油豚骨ラーメンには必ず胡椒をかける・・・が正統派の食い方じゃね?
あ、そうそう。チャーシューはパサパサで美味くなかった(笑)
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