来々軒のラーメンは、チャーシューの味が特殊であった

先週の月曜日。呉でフィールドサービス案件があったのだが、ちょうど昼前に作業が終了したので、呉で昼飯を食って帰ることにした。

と言っても、呉にどんなメシ屋があるのかようわからん(^^;
取りあえず商店街あたりに行けば何かあるだろうと、駐車場から徒歩 5分ほどの中通り商店街へ。
そして、そこで良い感じのラーメン屋に遭遇した。

来々軒である。

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いやあ、もう、このボロボロの佇まい。長く地元で愛されてきたラーメン屋なのだろう。
いや、俺は「ボロい店には隠れた名店が多い」なんて話は肯定しない。お好み焼店でもそうだが、ボロい理由は「単純に人気がなくて売上が少ないから」というところも多い。
知ったげに、「田舎の片隅でおばちゃんが一人でやってるようなボロい店って、実は美味いんだよねえ」みたいなことを言ってるヤツを、実は俺は内心馬鹿にしている。ごめんね。
なのに、何故来々軒なのか・・・

英雄になりたいのです(笑)
二軒屋食堂に行った時みたいに、「あんた、チャレンジャーだね。勇気があるね。」と皆に褒めてもらいたいのです。褒めてほしいのです。

ということで、勇気を持って来々軒の中へ。
まだ、11:30頃ということで客は俺一人。でも、テーブルにコップの水で濡れたような跡が残っていたので、俺が口開けの客ではないかもしれない。
そして、ここは、やっぱおばちゃんが一人でやってる店だった。酒枯れした声のちょっと場末のスナックのママさんぽいおばちゃんだ。

俺は「中華そば」500円也を注文した。
まずは、シンプルなラーメンで実力を測ってやるぜ!・・・なんて気持ちは一切なく、単に、財布の中身が寂しいだけだ(^^;

もうボロボロで、油断すると何ページ分か中身がゴソっと抜け落ちてしまう「課長島耕作」の第一巻を読んでいると、そんなに待つことなく俺の前にラーメンが。

20120326_rairai2.JPG
広島醤油豚骨系のラーメンだ。

箸で麺をほぐしてみると、妙に「箸触り」が重い。これは、「茹でずに煮た麺」の特徴だ。田舎のおばちゃんってのは、絶対麺をグダグダになるまで「煮る」んだよな。何でか知らんけど。

「やっぱりハズレか・・・。ま、これも話のタネになるからいいんだけどね・・・」と半分諦め気分で麺を口にすると、「あれ?」・・・と(^^;
まあ、若干柔らかめではあるが、決して「煮られた麺」ではない。ちゃんとコシの残ったまあまあの「茹で具合」の麺である。
どうも、湯切りが甘いだけのようだ。しっかり湯が切れてないので、麺の表面のヌルヌルネトネトが残ったままになり、他の麺ともねっとり絡み合ってしまうのだ。
それが、箸触りが重い(麺が玉になり易い)原因だったのね。

まあ、俺のお袋ほどの歳のおばちゃんに、「もっとしっかり湯切りせえよ!」なんて俺は言えんけどね(^^;;;

で、ラーメンの話に戻るが、スープもあまり醤油臭くない醤油豚骨スープで、俺は好きな味。ほんと、この味で 500円なら、近所にあればちょこちょこ通うかもね・・・とこの時点では思ってた・・・

でも、チャーシューがダメだったわ(^^;
この、ロースハムのような色合いのチャーシュー。何か、独特の味がするね(^^;
ちょっと味噌にでも漬けていたかのような、「発酵」を連想させるような味というか、う~ん、うまく説明できないんだけど、ほんと、俺の苦手な味。
なんで、こんな独特な味がすんだろ・・・確かに、ロースハムのような薄いピンク色の見た目からして異色だ。不思議な味。

ま、でも、全体的には「俺の許容範囲内」の味。つまり、たまには食べに来てみても良いかなって感じの味。値段もワンコイン(500円)だしねぇ(^^;

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このページは、shinodaが2012年4月 6日 00:55に書いたブログ記事です。

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