八丁堀の一角に、ぽつんと残った小汚い雑居ビル。
中に入ると、まるで細い路地のようにのびる通路の両側に、レトロ・・・というと聞こえがいいが、まあ、少々時代を経た、ちょっとぼろっちい飲み屋が並んでいる。
一緒に行った東京在住の友人・ヒゲが「まるで『○○横丁』みたいな感じだね」と言ったが、うん、まあ、そんな感じ。異常に小規模だけど(笑)
そこに「お食事処 はまもと」はある。
つーか、このフロアの店って、全部「はまもと」関係の店ばっか?「はまもと横丁」だ(笑)
長いカウンターの上に、大鉢、大皿に入った料理が並んでいる。
まずは瓶ビールを頼み、並んだ料理の中から小海老の唐揚げ、烏賊の煮物、それと何か巻き貝を軽く茹でたヤツをもらったんだけど、貝の名前は忘れちゃった。この時点で既に酔っぱらってたんでね(笑)
で、コロンボで飲んでた時から「牡蠣、牡蠣」と騒いでいたヒゲは、牡蠣の天ぷらを注文。コロンボではまだ季節じゃないのでと断られた牡蠣にやっとご対面だったのである。
まあ、味の方は、まだ季節じゃないので(去年の冷凍物だし)、こんなもんか・・・って感じだったけど(^^;
でも、巻き貝は美味かったわ。
内臓はサザエより苦味が少なくて食べやすかった。さっぱりした吟醸酒かしっかりした味の焼酎なんかと合うだろうなあ・・・
まあ、この日は既にコロンボで飲んで酔っぱらってたので、瓶ビールを 3~4本空けたところでお暇した。俺の電車の時間の関係もあったしな。
ここの大将と板さん、それに給仕のおばさんは、でしゃばらず、礼儀正しく、こっちが話しかければポンと応えてくれるし、こっちが黙れば黙ってくれるので、本当に居心地が良い。
コロンボのような店ではハイテンションな店員が良いが、こういう店で大将や女将さんが異常にハイテンションな店って、俺はあんま好きじゃないのよ(^^;
だから、「はまもと」は良い。
今度はゆっくり飲むとしよう。
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