なにせ、岩徳線の最終が 22:25。となると、横川駅を 21:35に出るヤツが最終だ。つまり、その時間が広島で酒を飲む場合の俺的タイムリミットなのである。21時には繁華街を後にしないと間に合わない。
なので、友人のN◎君と「旧市民球場のとこでやるビールフェアに行ってみようで」と話をした時、「定時後の 6時すぎからだと帰る時間が気になっていけんけえ、5時くらいから飲もうや」とか決めたのだ。
そういうわけで、昨日、俺らが「世界のビールとグルメスタジアム2014」の会場に入ったのは 17:15 頃であった。まだ太陽も高く、絶好のビール日和である。
・・・が、それから10分後、俺たちはすでに撤退を話あっていたのであった(^^;
ちょっと、商売をなめてるのではないか?
「オクトーバフェスト」の看板のついていない、たかだか田舎のいちイベントなのに、オクトーバフェストと同じような価格(いや、正直、ソーセージ盛り合わせなどは(消費税の関係もあるのかしらんけど)明らかに高くなっていた)で勝負ができると思ったのだろうか?
イベント企画したやつ、アホやろ?(笑)俺が社長ならクビにするわ(笑)
ホント、単なる「季節の早いビアガーデン」のくせに、あの値段設定・・・何?
地ビールが高いのはわかるわ。生産量少ないからな。宮島ビールが 350ml で 700円なのは許すわ。
でも、世界のビールが 350ml で 800円とか 900円とかボるにもほどがあるやろう。
珍しいビールだから?
関係ないやろ。日本国内に輸入されてないビールかもしれんが、生産量は日本の地ビールとは桁違いなんやから、原価が高いわけではなかろう。「珍しいから高く売っとけ」それだけやんか。
で、それが成功してればいいけど、結局消費者にそっぽ向かれてやんの(笑)
テレビ局の取材は上手いこと人が集まってるところをバックに撮ってたけど、正直、これ、フェスとして完全に失敗してますから(^^; 天井がついてる席のところだけに人が集まり、その他の席はガラガラ。俺らが飲んでた席の横では、大学生が何も頼まずに、単なる仲間の待ち合わせに使って、全員集まったらすぐに会場を出ていってたで(笑)
俺が絶対食うぞ!と意気込んでいた「ムール貝のガーリックバター炒め」。1,500円の品。冷え冷えじゃん。冷たいムール貝の不味いこと(^^;茹でて(炒めて)時間が経ってるんで、身もボソボソ・・・
こんなん、せいぜい出しても 580円までや。
中には「まあ、この値段なら許すか」というものもあった。「ベトナム風すじ煮込み」は600円くらいで十分な量もあり、まあ、それでも店で出されたら「高い!」と思うだろうけど、お祭り価格だと思えば納得できる内容だった。
しかーし、いくらお祭り価格でも「冷え冷えのムール貝」が 1,500円。「炒めて作りおきのソーセージ盛り」が 2,800円とか、狂ってるというか、甘えるのもたいがいにせえよ!という内容だ(^^;
結局、30分ほどいて俺らは耐えられなくなって退散した。
人が少ないせいか、冷たい風もぴゅーぴゅー吹いてきて身体を冷やすし、もうあの場にいること自体が苦痛であった。
で、そのたった 30分で、俺の財布から 3,000円が消えた。冷たい料理一品とビール 2杯で 3,000円が消えるのである。居酒屋なら千円でお釣りがくるで。
オクトーバフェストの時はそれでもよかった。高っ!とは思ったが、居酒屋と比べるようなもんではなかったからだ。
でも、今回は違う。「こんなことなら居酒屋行っとけばよかった」というフェスであった。何一つ楽しくないのに、金だけむしり取られる最悪のフェスであった。
ま、来年はもうないだろうな、これ。
つーか、来年やってても、さすがにもう行かんわ(笑)
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