「篠山紀信展 写真力」わざわざ観に行くほどのもんでは・・・

今日は、車検終了後初めての遠出(といっても、往復170km程度だけど(^^;)で、山口市の山口県立美術館まで「篠山紀信展 写真力」を観に行ってきた。

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行きは高速道路が糞空いてて、もう飛ばし放題。いや、もちろん俺は 80km/h をきちんと守って走ったのだが、まるで 140~160km/h で巡航していたかのようにあっという間に着いてしまった。
なにせ、自宅~県立美術館がドア・ツー・ドアで 1時間ジャストだったからな(笑)

ああ、久しぶりに GPZ1000RX の糞重い車体を操るの面白れぇ~

・・・で、肝心の「篠山紀信展 写真力」なんだけど、う~ん・・・今一つだなあ。

何と言っても、展示されている写真点数が少ないし(あっという間に観て回れる)、どの写真も代表的な作品なので、要は「どこかで観た写真ばかり」であった。

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まあ、確かに例えば縦4m・横2mくらいに大きく伸ばされた写真は雑誌で観るよりも迫力あるけど、「で?」という感想以上のものは湧いてこない。

見せ方も、もっと写真一枚一枚にしっかりしたキャプションを付けて、もっと深い情報を与えてくれた方が面白かった。
いや、よけいな情報は排除して、純粋に「写真という作品」を楽しんでくれ・・・という意味なんだろうけど、わかるか!素人にそんなの!!

正直、写真はリアルすぎて絵画のように「観る側の想像」を掻き立てるものが少ないと思う。いや、写真家は反論したいだろうけど、わしら素人からしたらそれが事実だ。
何の情報もなくポンっと作品を提示されたら、正直、絵画の方が楽しみは大きい。何の情報もない写真は「お、すごいきれいだね」で終わってしまう。
いや、写真家の反論があるのはわかるけど、何度も言うけど、それがわしら素人や。
そういう素人の反応がいやなら、こういう展覧会なんかしなきゃいいのに。

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あと、作品の発表順(年代)をわざと意識せずに、作品を例えば「ももいろクローバーZ」の斜め上には「小林旭」を並べるという見せ方も、なんか乱暴な印象しか受けなかったなあ。
いくら篠山紀信が回顧展的なものがいやだと言っても、やはりこうして過去の作品からまとめて見せるのであれば、ある程度発表順を意識した展示も必要だったのでは?篠山紀信はいやがるんだろうけど、俺らは作品を観て作品に感動するだけでなく、そこから篠山紀信という写真家を理解したいと思ってるわけだから。

「どの時代の写真も、どれも『俺の写真』だから」みたいな見せ方は乱暴すぎるわ!もう少し観る方の身にもならんか!金取ってるんだから(1,000円だけど)

ホント、一言でこの展覧会を評するなら「やっつけ仕事」だな(笑)

まあ、一番罪が重いのは企画したヤツなんだろうけど、それにOK出した篠山紀信も悪いわな。

でも、夫婦で来て、楽しそうに写真を見ながら話をしている中高年も多かったなあ。
ま、夫の定年後には離婚を控えている彼らが一時でも幸せな時間を過ごせたのなら、この写真展も意味があったのかもしれないけど(笑)

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コメント(2)

エンジンかかったのね。

どうも、お久しぶりです。

バッテリー変えたら一発でした。
セルが「キュル」でエンジンかかります(笑)

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このページは、shinodaが2015年5月 5日 18:59に書いたブログ記事です。

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