この土曜日は、「平成27年度第3回中国高等学校カヌースプリント選手権大会」で再び検艇のお手伝いを。
今回は、ちゃんとした大会なので(いや、前回もちゃんとした大会だったんだけど(^^;、出場選手が身内ばかりだっただけで)、検艇場まで艇を運ぶのも全て役員で行なう。でも、この日はみどり中カヌー同好会の面々が手伝ってくれたので、午前中はほぼ椅子に座って中学生たちに指示を出すだけで終わった(笑)
特に、SF(セミファイナル)までは1位と、あと2位、3位のどちらかをランダムに検艇するだけだったので、保護者が手伝いに出るまでもなくスムーズにまわった。
検艇する艇のレーン番号を放送するのだが、これも「ヴォーカルをするときにこの経験が生きてくるから」とか訳の分からない理由を付けて女子中学生にお願いした(笑)
・・・が、午後のファイナルから全艇検艇だったので大変だったわあ。
だいたい 5~6艇ずつ同時に検艇するので保護者が手伝っても完全に人手が足りない。
中学生は 8人くらい検艇に張り付いてくれてたんだけど、それでも同時に運べるのは 4艇だ。
「運べない艇は後で取りに行くからそのまま待機しといてもらえ」と指示を出すのだが、レースに出てない選手が艇を引き上げそのまま運んでくれる・・・が、これ、ホントはこの時点で失格なのだ(^^;
検艇前の艇に役員以外が触ったら(不正が行われる可能性があるので)検艇するまでもなく失格にするのである。
しかし、1校の選手が良かれと思って手伝ってくれたら、他の学校の選手も(早く検艇終わらせたいというのもあるのだろうが(^^;)次々と手伝ってくれて、最初は「役員が運ぶからちょっと待って」とか言ってたんだけど、収拾がつかなくなったんで今回はOKとした(^^;(こっちの体制の問題もあるし)
終了後、部の顧問の先生から「何か問題点はありましたか?」と聞かれたので、「なんといっても人手不足で」とは答えたが、まあ、人がいないものはしょうがない(^^;
次回、また中山湖で中国大会を開くことがあれば、今度は開会式の時にでも「ちゃんと役員が運びに行くので、それまでは待機しておいて」ということを説明しておいてもらうしかないじゃろうねえ。
ところで、今回の検艇では、1艇だけレース後の重さが足りなくて失格となった。
その艇は4人乗りカナディアン(C-4)で、検艇前に水を拭き取るために艇をひっくり返した時、膝を載せるスポンジの部品が4人分、固定してなかったので落ちてしまった。
検艇前に脱落した部品は、検艇が終わるまで再び取り付けることは出来ない。
結果、その部品1個分だけ重さが足りなかったのである。1つでも落ちずに残っていればセーフだったのだ。
ちゃんと部品を固定していたらよかったんだけど、残念やなあ・・・
がっくりしている選手の姿を見るのはしのびなかったが、ルールなので仕方ないな・・・
コメントする