我ながら、ほんまに最近火を点けるのが上手くなったわ。
以前は最初に薪に火を点けるまで悪戦苦闘して、やっと薪に火が点いたと喜んでたらいつの間にか消えてたり。、
でも、最近は着火剤に新聞紙一枚あれば十分だし(いや、1枚もいらないんだけど、細かくして余らせても仕方ないので1枚使い切ってるだけ)、薪も最後まで燃やしきって(まあ、細かい破片みたいな燃えカスはどうしても残っちゃうけど)、なかなか良い感じで焚き火を楽しめてる。
薪ストーブで遊んだり、ロケットストーブを作ってみたり、そういうことで「火」のことがわかってきたからなんだろうなあ。
まあ、「基本通りやれ」ってことだよね。
「火はだんだん大きくしていく」「空気がしっかり流れるようにしてやる」「薪は1本では燃え続けない。必ず2本以上を組み合わせて」という、基本三点。いや、焚き火マスターから今更何言うとんねんって怒られそうだが、誰でも知ってるこの基本を忠実に守っていれば、火はすぐ点くし、最後まで燃えてくれる。
キャンプ場でナタ振るって薪を小さな焚付にしていくのも楽しい。
十分空気が回るように薪を井桁に組む。なんか「○○トーチ」みたいな正式な名前がついてるのかもしれんけど、よう知らん。キャンプファイヤをするときのあの組み方だ。
で、井桁の中心で新聞紙をもやし、乾いた木の葉や針葉樹の皮、さっき作った焚付用の細い木を適量投入。そんなに量はいらない。以前はこの時点で山のように焚付のための紙などを投入してたけど(^^;
もう、これだけで焚き火は勝手に大きくなっていく。
あとは、薪が一本だけにならないように時々調整して燃やしていけばOK。
焚き火をする人は知ってるけど、薪って一本では燃えない。「途中で薪が消えてしまう」という人は、たいがい太い薪が一本だけ焚き火台に置いてある。薪は二本以上で互いを熱し合いながらでないと燃えない。
半強制的にきれいな空気が流れ続ける薪ストーブであれば一本だけで燃え続けることもあるが、焚き火ではほぼ不可能だ。
前回キャンプに持っていったのは、割ってから2~3ヶ月しか経っていない、全然乾燥が足りない薪だったんだけど、焚き火の基本をちゃんと守りつつ燃やせば、途中ちょっと煙が多いかなあと感じた以外は問題なく燃焼。
熾火になった上に無造作に水を入れたクッカーなんかを置いて湯を沸かし、熱いコーヒーを飲むと(例えインスタントでも(笑))美味いよねえ。
今回のキャンプでは snow peak の焚き火台(L)を使用。
ちょうど一年前に「ふくろう」の大将・W■さんに譲っていただいたものだ。
実は同じ snow peak の焚き火台のMサイズを以前から使ってたんだけど、大は小を兼ねるというか、最近はすっかりLサイズばかり使っている(^^;
そういえば、UNIFLAME のファイアグリルも最近使ってないな。
てか、最近姿を見てない。どこにしまったっけ?ベッドの下に押し込んだまましばらく使ってない道具なんかもあるし、そろそろキャンプ用品の棚卸ししないと(^^;
あ、最後は焚き火と関係ない話になってもうたな(^^;
あ、「着火剤に新聞紙一枚あれば」って書いてあると、「着火剤」と「新聞紙」を用意しているみたいだけど、「新聞紙を着火剤がわりにして」って意味だからね。新聞紙じゃなく、ティッシュ一枚でもいいんだけど。てか、ティッシュすらなしでもかまわんけど、それは火口やらいろいろ気を使うので、ティッシュくらいは使った方が賢いね。