祖生のソフトリーグにも「ヒズ、アウト!」を持ち込みましたぞ(笑)

ええとですねえ、実際に野球をやってないと、多分、単なる「野球ファン」の人だと知らないかもしれませんが(野球中継では塁審の声まではなかなか拾わないですからねえ)、アウトの場合、今は「ヒズアウト(He's out)」とコール(宣告)します。

数年前までは日本独自のコールが採用されていたんですが、今は「野球の国際化」(オリンピックや WBC のような国際試合対応ですね)を推進するという意味もあって、コールも全て英語に変わってきてたり、色々変更が行われています。例えばメジャーな変更点としては「2ボール、2ストライクのように、ボールを先にコールする」ってのがありますよね。世界標準ルールに日本のルールも合わせてきているわけです。

今は「守備妨害」なんて言いませんよ。「インターフェア」です。もちろん「打撃妨害」とも言いません。「オブストラクション」ですね。ファールになるかフェアになるか微妙な内野フライにインフィールドフライを宣告する時は、ちゃんと「インフィールドフライ・イフ・フェア」と言いましょう。

20160709_hisout.JPG
そういう流れの中で「アウト」も「ヒズアウト」とコールするよう審判講習会などでは指導されるし、大会の審判をした時(スポ少などでは、保護者がちゃんと審判講習を受けライセンスを取得し、正式な地方大会などで塁審をすることがよくある)「アウト」なんて言おうもんなら、主審に呼ばれて「ちゃんとヒズアウトとコールするように」と叱られます。

ただ、昔から野球に親しんできた人はなかなか「アウト」を「ヒズアウト」なんて抵抗があって言えないのよね。
俺がスポ少で審判をしてた時も、なかなか皆言いたがらない。
いや、これは半分冗談ですが、半分はマジで、「柳井地区(平生や田布施くらいまで含めて)で初めてヒズアウトとコールした素人審判」は俺です(笑)

だいたい中3の親が審判の手伝いをするんですが、俺は(気が弱いので頼まれると断れなくて(^^;)長男坊が中1の時から3年間、中学校の練習試合の塁審をずっとしましたけど、俺以外に「ヒズアウト」って言うてる人いなかったもん(笑)
部の顧問の先生からも「これからもヒズアウトのコールをお願いします。連盟からちゃんとヒズアウトとコールするように指導があるんですが、誰も言ってくれないんです」と話があったくらいだし(笑)

そんな俺ですが、祖生のソフトボールナイターリーグに参加するようになって 6年? 7年?まあ、その間、ずっと「アウト」って言うてました。ソフトボールで「ヒズアウト」って言うのかわからんかったんでし(笑)。しかし、この間の試合で、ついに「ヒズアウト!」を使いましたよ。
一塁塁審をしてたので、走者が一塁でアウトになる度に「ヒズアウト!」と。
祖生ソフトボールリーグの「ヒズアウト」の歴史のドアも俺が開けちゃいましたね。ミスター・ヒズアウトですよ。

ただ、コールをする度に「どうだ!」って感じで、一塁側ベンチに居た「中村」の選手にアピールしてたんですけど、誰も気付いてませんでしたね。

なんか、すげえ惨めな気持ちでしたよ・・・

「お前ら、全員、ヒズアウト!!」・・・と心の中でコールしてました。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 祖生のソフトリーグにも「ヒズ、アウト!」を持ち込みましたぞ(笑)

このブログ記事に対するトラックバックURL: https://blog.netandfield.com/mt/mt-tb.cgi/4011

コメントする

このブログ記事について

このページは、shinodaが2016年7月26日 02:28に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「やっぱ、田舎暮らしのポケモントレーナーはつらいぜ」です。

次のブログ記事は「岩国、特に祖生は確かに都会よりポケモンを捕まえにくいだろうけど」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。


月別 アーカイブ

電気ウナギ的○○ mobile ver.

携帯版「電気ウナギ的○○」はこちら