この間の土曜日。お袋と美術館に行った帰りに、二人ともビールを飲んで車は運転出来ない状態だったので、岩国(旧市街)まで嫁さんに迎えに来てもらった。で、ついでにうちの家族みんなとお袋とで食事をすることに。(お袋のおごりです。ごっちゃん)
ちゅうことで、俺とお袋の二人でフレスタモール・カジル岩国内の「くら寿司 岩国店」に先乗りして席取りしとくことになったんだけど・・・18:50の段階で「20:50までの 2時間待ち」状態ですよ!!
アホですか?(^^;
2時間も待って回転寿司を食べたいなんていう馬鹿はおるんかい!!と思ったけど、「どうする? 2時間待ちとぉ」「ええじゃ、待とういね」みたいな会話をする家族の姿もちらほら。いや、くら寿司って、2時間も待って食うほどのもんか?とは思いつつ、とりあえず予約はして家族を待つこと十数分。
その間、Facebook フレンドから「宇兵衛寿司にしたら?」とアドバイスをいただく。そう、俺もまっさきにそう思った。でも、子供たちが宇兵衛より「くら寿司」とか「かっぱ寿司」とか、今時の回転寿司チェーンを選んじゃうのよねえ。
皿を穴に入れたり、電車が寿司を運んできてくれたり、そういうギミックが子供心をつかんじゃうようで。以前、宇兵衛寿司に連れていったら「地味」とか言いやがったからなあ(^^;
ところが子供たちに確認すると、「宇兵衛でええよ」と意外なほど簡単にくら寿司を諦める。
さすがに 2時間待ちは子供たちにも耐え難かったようだ。ラッキー(笑)
というわけで、久しぶりに「宇兵衛寿司 山手店」へ。ガジルから歩いても数分である。
入店すると、くら寿司とは違いガラガラであった。席が埋まってるの、半分くらいかなあ。
店内には甘いすし酢の香りが漂っている。魚の青臭い匂いもそれに混ざる。こういう匂いが駄目な人は敬遠するかもなあ。くら寿司とか、何の匂いもせんもんな・・・とか思いつつ、席が用意されるのを待つ。
なにせ、ここは回転するコンベアに接したテーブル席は 3席くらいしかない。あとはカウンターと、店員にいちいち注文をしないといけない座敷席が 2つだけだ。まあ、この辺も家族連れから敬遠される理由なんだろうなあ。
しかし、寿司の味はもうくら寿司なんかと比べるのは申し訳ないほど宇兵衛寿司の圧勝である。新興の回転寿司屋に対抗しているのか、変わり種の寿司もたくさんあるが、それすら大人の舌も満足させる品ばかりだ。
以前食ったイベリコ豚の寿司、美味かったなあ・・・生の豚肉の寿司ですよ。国産豚の生食は禁止されてるけど、イベリコ豚は OK なんよね。口に入れただけで脂が溶け出して美味かったわあ~
あ、今回はイベリコ豚は食べてません(笑)
今回食べた中で他所であまり見ない寿司というと、「うなぎとフランス産クリームチーズのフィリーロール」とか、「鶏のたたきのにぎり」とか。
どっちもクソ美味かったわあ。鶏の生食も最近政府機関から危険なのでやめるように注意勧告があったと思うんだけど、このたたきはたまらんわあ。やめれんよ。火の通った周辺部の旨味と、生肉の部分のほのかな甘みが良いコンビネーションで、食感も良いし、うっまー!!
うなぎとチーズのフィリーロールも、タレのついたうなぎとクリームチーズの味がこんなに合うなんて!濃厚な味同士が喧嘩をせず上手く絡みあって、なかなかの一品でしたぞ。
その他にも、白子のにぎりや穴子などの定番品、炙りマヨエビのような今時メニュー、味付けたまごなどのおつまみサイドメニュー。どれをとっても味の点ではその辺の回転寿司屋は太刀打ちできませんねえ。そうそう、ここは海苔が美味いんで、新香巻なんかの巻物もたまらんのよ。
結局、家族 6人でぴったり 60皿を食べてお会計。
「宇兵衛寿司は高くつくでしょ?」とか思ってるあなた、全然そんなことなかったです。
60皿食べて、なんと 13千円弱。全然高くないじゃろう。
いや、ホント、これで敢えてくら寿司を選ぶ理由って、長男坊の好きなメロンがあるってことくらいやね(笑) ※宇兵衛寿司山手店は果物系に弱い(笑)
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