「お前、どうせまた麻薬に手を出すんだろ?」って目で見続けないと駄目

ASKA 逮捕のニュースを見て思ったこと。

そりゃ、ちゃんと周りが(本人は「監視されてた」とか言うてるみたいだけど、そういう妄想じゃなく)きちんと「監視」しないと駄目だよ。
まあ、常に「監視」してるのは難しいと思うけど、もうひとつ「みんな、また麻薬に手を出すよ、あいつはって思ってるよ」というプレッシャーは与えないと駄目です。

「自分の力でクスリを断ってくれると信じてる」とか、「そういうプレッシャーを与えることで、かえってクスリに手を出してしまう」とか、「そういう目で人を見ることは差別だ」とか、そういう全ての「甘やかし」は、彼に「誰もあんたがまたクスリに手を出すなんて思ってもないから、隠れてやっちゃえば大丈夫だよ。バレないよ」と言ってるのと一緒だよ?

つまり、今回 ASKA がまたクスリに手をだした一番の原因は、「彼を信じる」「彼なら大丈夫」と言っていた人間たちの存在だよ。

今度彼が人の前に姿を表した時は、「お前、どうせまたクスリに手を出すだろ?」「もうお前のことは信じないから。」「常にみんなお前のことを見ているぞ」「警察もお前をマークしてるからな」というプレッシャーを与え続けないと駄目だよ。「優しさ」はまた彼をクスリの世界に誘うよ。

本人の意志でやめられないのが覚醒剤です。
再犯しちゃうのは、意志が弱いわけじゃないよ。煙草だってやめられないやつがいっぱいいるし、覚醒剤よりずっと依存性の弱い酒だってアルコール中毒の人が自分の意志だけで完全に酒を断つのは難しい。
なのに、どうして覚醒剤を「自分の意志でやめられる」とか思えるのかね?「彼はもう二度とクスリには手をださないから、温かく見守ってあげよう」なんて無責任なことが言えるのかね?

今回の再逮捕で、もし ASKA がクスリをやめたいと思っても、どうせ「彼は罪を償ったんだから、変な目で彼を見ては駄目です」とか言い出す「迷惑な人権屋」が現れて、彼をクスリの世界に戻しちゃうんだろうなあ。

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このページは、shinodaが2016年11月30日 10:36に書いたブログ記事です。

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