先週月曜日は、夕方、中町のお客さんのところに年末挨拶に伺ったので、そのまま中央通りまで移動して「すし将軍 広島三川町店」にて晩飯を。
年末挨拶の 15分後には「すし将軍」で熱燗飲んでる写真を Instagram に上げたので、件のお客さんから「早っ!」と指摘が入ったけど(^^;
で、店に入ると、Facebook フレンドでもある店長さんがいらっしゃったので、全部おまかせで。
この日はけっこう寒かったので、飲み物はいつもの角ハイボールではなく熱燗を。
どんな銘柄があるかわからなかったので、店長の「辛いの?甘いの?」の問に「甘いの」と答えて適当に決めてもらった。
以前、「ふくろう」で常連のA革さんとも話をしたのだが、何か歳取ってきたら「甘い日本酒」が美味くなってきたのだ。
甘いって言うても、昔の日本酒みたいに(今でも大手の紙パックの日本酒なんかは変わってないが)「砂糖入れたやろ?これ」っていうような、飲み終わった後で唇がねちょねちょ痒くなるような不自然な甘みではなく、米本来の甘みが出た酒ね。
若い頃は「淡麗辛口」こそが本物の酒で、辛い酒を好めば好むほど酒飲みランクが上・・・みたいな変な気負いがあったけど、やっぱね、落ち着いて飲む時にはそこそこ甘いやつが何か癒やされてええですわ(笑)
寿司とは・・・もしかしたら辛口の方が合うのかもしれないけど、そこまでグルメじゃないので、俺(笑)
ま、グルメじゃないっつうても、店長お薦めコースはなかなか容赦ないグルメコースですぞ(笑)
この日は、
のどぐろ炙りカニ味噌トロ鉄火巻(シャリ無し)炙りコハダ炙り一本あなご炙り神戸牛うに乗せ
という炙り中心の寿司に、間で、
白子うにポン酢あら煮
というサイドメニュー。
いやあ、どれも、「座って食べる回らないお店」じゃ怖くて食えないもんばっかですぜ。
板さんが「どうぞ」とか言いながら「白子うにポン酢」なんか出してきたら、「いえ、けっこうです」って断るよ、ほんま。ナンボ取られるかわからんし(^^;
でも、リーズナブルな値段で寿司が食える「すし将軍」だから、お勘定のことは気にせず口に出来るよ(笑)
それに、濃厚な味の「炙り系」の寿司が、甘い酒と合うんだ、これまた。
「炙り神戸牛うに乗せ」をパクっとやった後で、その味を存分に味わい(それだけでも「むほぅ・・・」とため息が出るほど美味い)、最後に甘い酒の味をそれにプラスすると、更に濃厚に舌に旨味が絡みつき、ああ、その至福の時ときたら・・・
神戸牛の上にうにを載せて炙ったものは、あまり炙りすぎるとうにに苦味が出るので、絶妙の炙り加減を何度も試したのだそうだ。思いつきを実現するのは大変なことで、美味い寿司はそういう努力の賜物なのである。
店長、今回も良いお仕事ですわあ~
熱燗二本を開けて身体も温まってきたところで、まだ事務所に戻って仕事があったのでお会計。
こんな危険なネタのオンパレードなのに、税込みで 3千円を数十円だけオーバーという格安ぶり。ああ、幸せ(笑)
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