今日の朝一で、詐欺サイト www.toyskind.pw の件で、山口県警の生活環境課(押売の対応とかを担当されてる課のようですな)から電話あり。
金曜日の夜に県警のサイバー犯罪相談窓口のメール(cyber.soudan@police.pref.yamaguchi.lg.jp)宛に情報を送ったんで、月、火で調査とか対応してくれて、水曜日の朝一で電話をいただいた形か。
「サイバー犯罪」という、いかにも警察のような古い体質の組織が苦手そうな案件への対応としては、そこそこのスピードじゃなかろうか。俺は評価しますぞ(笑)
電話の内容は、
- サイトがまだ閲覧できる状態なのを確認した。
- 岩国警察署相談課に情報を流しておくので、振込が確認できるものやメールの内容などを持参し相談してほしい。
- その結果を受け、セキュリティベンダーと相談して、そのサイトが一般ユーザから『見えにくい状況』にしていく。
というもの。
実際、同じ中国人(Diao Yiyong - momupuhd53041@163.com)が運営している別のショッピングサイトは、ウィルスバスターを入れた PC では「危険なサイト」と表示されて一発で閲覧はできないようになっている。同じような措置を取るということだろう。
「こちらからサイトを潰してしまうことはできないので・・・」と申し訳なさそうに言われていたが、それは理解している。
『見えなくしてしまう』ので十分だと思う。
・・・が、その対応が「被害届が出ないとできない」というのはいかがなものか・・・
山口県警を責めているわけではない。「実際に被害が出ないと詐欺サイトとはいえない」というのもわかる。しかし、以前紹介した
このサイトに書かれているような内容で、「ほぼ詐欺サイトに間違いない」と判断出来るケースでは積極的に『見えづらい』状況を作っていくべきではないか?
ショッピングサイト側から文句が出てくれば「疑われないような環境で運営してください」と言えばいいだけ。「どうしても中国のフリーメールを使わないと死ぬんです」なんて人間はいないわけだから、日本人向けのショッピングサイトのメールアカウントが中国のフリーメールだったら、それだけで「詐欺サイト」と判断してもええと思うよ。
まあ、何はともあれ、時間を作って岩国警察署に被害届出しに行ってきます。
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