絶対に「酒は飲めません」という人間に酒をすすめるなという話

これから年末年始にかけて酒を呑む機会は増えるだろう。
今でもそれなりの大きな企業であれば、昔ながらの部署総出での忘年会なども開かれているだろうし、近頃の若者の大多数である「上司と酒を呑むのは遠慮しときます」という若手社員も半強制的に参加させられたりしてそうだな。

そういう時、もう随分昔から言われている「酒が飲めない人間に無理やり酒をすすめるな」という常識を未だに守れない駄目上司も多い。
特に、酒の席でいやがる部下・後輩に無理やり酒を飲ませることでしか優越感を得られないような無能な年寄りにこういう輩は多い。

20171119_sake.JPGそう。はっきり言って、他人に酒をすすめるヤツは無能な馬鹿ばかりです。
まともなインテリジェンスの持ち主は、どれだけ自身が酒好きであっても、決して他人に飲酒を無理強いなどしない。
「酒くらい飲めないと」とか「上司がすすめる酒はもらっとけ」とか、そんなのはもう時代遅れだし、本当のビジネスマンは「酒などなくても大きな商談をまとめる」ものである。「接待」が必要な時点で己の無能さを自覚するべきだし、「接待」を期待している側の人間は、その自分の卑しい根性を恥ずべきである。「接待」はどの方向から見ても「悪」でしかない。

「酒を酌み交わしたら仲を深めることができる」というのは真実だ。ただし、これはお互いがのんべえ同士の場合に限る。酒が苦手であったり、理由があって酒が飲めない人間とは他にいくらでも仲を深める手段はある。
例えば俺も、自他共に認めるのんべえだけど、仕事がらみの中年男子とコーヒーとケーキで何時間も話し込み、それまで職場でも仕事関係の会話以外一切しなかったのに、趣味の会話などもするほどに仲良くなったこともある。
コミュニケーションに酒など不要なのだ。酒好き同士なら「呑みニケーション」をすればいいだけのこと。

だから「酒くらい飲めないと」などという世の理など存在しないのだ。

飲み屋で「あ、ボクはもう」と酒を断る部下に「もう一杯くらい付き合え」「このくらい男なら飲めないと駄目」みたいなことを言って飲酒を無理強いしている「たまたま運がよくて部長になっただけの無能サラリーマン」は反省をするべきだ。
このエントリーを見て、「お前は何もわかっちゃいない!」とか怒っている爺さんがいるとしたら、お前こそ何十年も生きてきて、何も学んでいない馬鹿だな・・・とお応えしよう。

酒は自分自身で楽しみましょう。

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このページは、shinodaが2017年11月30日 09:44に書いたブログ記事です。

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