この間、流川の「ざっそうあん もみじ」という店で呑んだ時の話をここでも書いた。今回はそのつづきで、大将と話した日本酒のこととか。
「ざっそうあん もみじ」は広島県内の蔵の酒が充実している店(らしい・・・なにせ、前回二銘柄しか呑んでないもんで本当のところは未確認)だ。
最初に呑んだのは、「賀茂金秀 特別純米」。東広島市黒瀬町の金光酒造のお酒。
別のエントリーで間違って東広島市西条と書いてたけど、黒瀬町が正解。
「熱燗に出来る?」と聞くと、「ぬる燗ならぎりぎりOKです」ということだったので燗をつけてもらった。
それともう一杯は東広島市西条の賀茂鶴酒造のお酒「賀茂鶴 吟醸辛口」。これは冷酒でおちょこ一杯だけ試飲したんだけど・・・
「辛口だけど美味い」
最近の俺は淡麗辛口な酒よりも、ほのかに甘みのある酒が好き。この賀茂鶴は確かに辛口なんだけど、フルーティーな吟醸香もしっかりあって甘みを感じる。
「賀茂金秀」よりこっちの方が好きかも。
この日はこのあと「廣島立ち呑みん祭」で何軒も周る予定だったのでゆっくりできず、「賀茂鶴」は試飲止まりだったんだけど、次回はじっくり楽しんでみたいね。
なんか、広島県もかつては70蔵以上あったのに今は48蔵に減ってるって話や、でも、ここ十数年の代替わりで若い社長が誕生してきて、この社長たちが真面目な酒造りをするので一気に酒のレベルが上がってきてるなんて話になった。
これは俺も思っていたこと。岩国の酒なんかも実際そうだよね。代の替わった社長が皆真面目な酒造りをしている。だから一気にレベルが上がった。
ちなみに、大将の家の冷蔵庫には「金雀」が入っているそうである(笑)
「でも、20年、30年前の酒と較べてこんなに日本酒のレベルが上がってるのに、酒、売れてないんですよねえ。まだまだ潰れる蔵が出てきますよ」みたいな寂しい話から、「そもそも最近の若いヤツらは、酒も呑まなきゃ、車も買わないし、家でゲームばっかりだ・・・」というおっさんの愚痴へと移っていったのでありました(笑)
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