行きはアナゴ、帰りはアサリ

先日、日本遺族会の用事で東京に出張した時は、行きも帰りも新幹線を利用したので、行きの昼飯、帰りの晩飯は駅弁であった。

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サラリーマンだった今から20年以上前は、水道橋にあった東京本社によく出張していた。
対応プロトコルに「非同期無手順」を持ったVAN(付加価値通信網)サービスの営業をしていて、その営業本部が東京本社にあったためだ。

個人運営のいわゆる「草の根パソ通ホスト」も NIFTY みたいに全国から一律料金で利用できるようにするサービスで、まだ犯罪を犯す前のオウム真理教のホストもぶら下がっていたエキセントリックな(笑)サービスだった。
まだインターネットの無かった時代には貴重なサービスだったのよ。

そういえば、広島の新興宗教団体からも問い合わせがあって営業に行ったことあるなあ(笑)

このサービスをまとめていたのが水道橋にいたNさんで、前の会社で「この人は凄い」と思った営業マンは三人しかいないが、そのうちの一人である。

ちなみに、このNさんは全社プレゼンテーション大会で優勝しているが、その翌年、西地区大会で優勝したのが俺だ。この年は会社の業績が芳しくなく、東と西の地区大会だけで終わってしまったのである。全国大会があったら俺が優勝だったのになあ(笑)

授賞式後、もう亡くなられたが、当時西支社の支社長をされていた役員さんから「今年は全国大会がなくてすまんなあ。あったらお前優勝なのになあ。もうしわけないんで、これは俺からや」と全国優勝賞金と同じご祝儀をポケットマネーからいただいた。ありがたいことだ。
それに、勝手に師弟関係と思っていたNさんと同じ土俵に立てたようで嬉しかったなあ。

ああ、むっちゃ話がずれたんで元に戻すと、よく出張に行ってたんで駅弁よく食ってたなあという話なんだけど、毎回ほぼ同じ内容で、「行きはアナゴ、帰りはウナギ」だったのだ。
朝はさっぱりタレの穴子、夜はこってりウナギと。
だから今回もそうしようと思ったんだけど・・・

鰻弁当、25百円くらいするやん!(^^;;買えるか、そんなもん。
弁当でしょ?冷えた弁当に 25百円もよう出さんわ、俺は。

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というわけで、帰りの弁当は「深川弁当」に変更。12百円。
食っても食っても減らない量の煮あさりが貝好きにはたまらん!
もう少し貝の下に敷いてある煮ゴボウの量があったら嬉しいんだけど、十分、十分。

ただ、ぷりぷりのあさりを咀嚼する時、けっこうクチャラーになっちゃうのよね(^^;;
隣の席が見るからに好戦的なアベックだったので気を遣ったわあ(^^;;
好戦的なアベック、この世から消滅すればいいのに。
今度は是非、もっと落ち着いた環境で「深川弁当」を堪能したい。

ま、なんにせよ、今後の東京出張は「行きはアナゴ、帰りはアサリ」で決まりかな。

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このページは、shinodaが2018年3月 1日 08:08に書いたブログ記事です。

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