「剣菱」大失敗と思ったけど、「しめ鯖」と合う!!

カープの試合が雨天中止になるのを十日市の「居酒屋 新谷」のテレビで確認すると、その足で広瀬町の「焼鳥 えん司」へ。一ヶ月半ぶり。二度目の訪問である。 

「新谷」に俺好みな酒がおいてなかったので、「確か、えん司には『雁木』の空瓶が飾ってあったなあ」と、口直しに(と言ったら、その前に飲んだ「雨後の月」に失礼だが(^^;)訪店したのだが、結論から言うと、「えん司」にも俺好みな酒はなかった。広島や兵庫あたりの辛めの純米酒ばかり。
もう、どれでもいいやと「剣菱」(兵庫県)一杯 500円を注文。冷やでいただいた。

・・・うん、まずい!(笑)
いや、あれですよ。糠臭い、アルコールがガンっと鼻に抜ける、昔ながらの、つまり俺らが若い頃、「いや、日本酒はいい(いらない)です」と飲むのを拒絶していたあの日本酒の味ですよ。
いわゆる「酒飲みが好む酒」ですな。俺、酒は飲むけど、決して「本物の酒飲み」ではないので、これぞ日本酒みたいな味の酒は苦手。もっとライトなのがええわ(笑)

いやぁ、失敗したなあ・・・と思っているところに、注文していた肴「焼き鳥5本盛り」550円と「しめ鯖」500円が。

「こんなことならビールにすればよかった」と思いつつ、焼き鳥を口にして剣菱をちびり。「ん?んんん?」
次に、しめ鯖を一切れ口に放り込み、剣菱をちびり。「ん?んんんんん?」

20180605_enji2.JPGなんやー、肴と一緒にやったら、剣菱いけるやん。
陳腐な言い方だけと、肴と酒のお互いの芳醇な旨味が上手に混ざり合い、まさに味のハーモニーですわ。
特にしめ鯖との相性がいい。さわやかな酢の香りと、香ばしいとさえ思えるほどの鯖の身の旨味。これに、糠臭い濃厚な米の香りが混ざり合い、お互いを殺すのではなく、足りないところを補完し合うような。

うーん、これはいい!

というわけで、今度しめ鯖を食べるときも剣菱を合わせてみるかね。

てか、「えん司」も、もう少し今風のフルーティーな日本酒を置いといてほしいわ(^^;岩国の酒がいいぞお(笑)

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このページは、shinodaが2018年6月 8日 13:53に書いたブログ記事です。

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