Windows バックアップも、Acronis Backup のディスク単位のバックアップも失敗してしまうサーバがあった。
Acronis Backup で OS のインストールされているディスクをバックアップ対象に指定しても、「バックアップに失敗しました バックアップ対象に指定した項目が見つかりませんでした」となる。ディスクを認識しない様子。
Acronis のサポートとメールでやり取りしながら原因を調べると、「Windows が GPT パーティションのサイズを誤って認識している。具体的には、パーティション情報の『論理境界』の情報(論理ドライブのサイズ)が、物理ディスクの大きさの範囲外になっている」とのこと。
誤認識した原因は不明。
Windows インストール時に特に変わった操作はしていないし、そもそも、何らかの操作で OS に GPT パーティションのサイズを誤認させたり、あとで手動で値を変更したりは不可能。そんなことができたら大問題だ(^^;。そのため、Windows の(ドライバ等の)バグが一番怪しいと個人的には思うのだが・・・
ということで、残念ながら Windows 再インストール案件。
Windows インストーラが起動したところで(使用言語を決める画面とかで)、「Shift + F10キー」でコマンド入力画面を起動し、DiskPart ツールを使い、手動で GPT ディスクに変換してやる。
> diskpartDISKPART> list diskDisk ### Status Size Free Dyn Gpt-------- ------------ ------- ------- --- ---Disk 0 Online 1862GB 0B *DISKPART> select disk 0Disk 0 is now the selected disk.DISKPART> cleanDiskPart successed in cleaning the disk.DISKPART> convert gptDiskPart successfuly converted the selected disk to GPT format.DISKPART> exit
と、ここまで手動で操作し、Windows のインストールを続ける。
これで、今度は Windows は正しく GPT パーティションの情報を認識してくれたので、Acronis Backup でのディスク単位イメージバックアップも成功するようになった。
・・・が、Windows 再インストールしか手段がないとか・・・やれやれ・・・
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