最近、一番よく使っていたトラウトロッド(獲物はトラウトではなくカサゴやメバルだけど)の竿先を折ってしまった。
釣りの最中の事故ならまだしも、竿の横に置いていたカバンを取ろうとして、そのカバンのショルダーベルトが竿先に引っかかって折れてしまったという、情けない事故である(^^;;
というわけで修理。
まず、トップガイドのなかに残った竿先(カーボン製)を取り出すため、火で炙って糊ごとカーボンを焼いてしまう。
ガスレンジでしばらく炙ってたら一気にカーボンが燃え上がる。
本来ならここで燃えたカーボンをごそっと抜いてしまうのだが、かなり先の方で折ったため、カーボンの端をしっかりラジペンで挟めなくて無理。
結局、画鋲や嫁さんから借りた針などでトップガイドからほじくり出した(笑)
そして、竿の折れた先にこのガイドを差し込む。かなり先の方で折れていたので、あまり新たな竿の先を削ったりすることなくガイドはきっちり装着された。
カーボン用の接着剤もあったのだが、A液とB液を混ぜて作るという面倒くさいやつなので、手元にあった瞬間接着剤で取り付けた。とりあえず引っ張ってみたけどはずれないんで、これで使ってみることに。
トップガイドは新しい物を買ってもいいのだが(30個で千円のものもあれば、1個千数百円のものもあり、ピンきり)、Amazon 等で手に入るものは、海釣り用のでかいやつばかりで、どうも直径1mm程度のトラウトロッドの先に合うものは簡単には入手できないらしい。
なので、今回はそのまま古いものを装着。まあ、トラウトロッドでそんなに大物を釣るわけではないので、これで大丈夫じゃないかな。
いやあ、そんなに高い竿じゃないんだけど、最近一番よく使ってる竿だったので、復活したことが嬉しい。
しかし、俺がこうして数千円の竿を直しているときに、某苺社長はウン万円の竿を買ったそうだ。憎い。
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