今日は、高森みどり中学・高森高校の入学式に参加した。
そして祝辞を読んだのだが、途中で鼻水がだらだらと流れ始め、ハンカチを忘れてたので丸めたティッシュで何度も拭くという恥ずかしい姿を晒した上に、巻紙に書いた文章のどの辺を読んでるかも全然わかんなくなり、適当に切り上げる羽目になった(^^;
いつもあからさまにウケを狙ってスベっては、そのことが嫁さんの耳に入り怒られるので、今年はわかるやつだけこっそり突っ込んでくれればいいという「サイレントボケ」でいくことにした。(←いや、そもそもボケる必要はないんだけど(笑))
それは「勉強しましょう」→「社会に出て役に立たない勉強などありません」→「これから皆さんが習う三角関数もそうです」→「例えば自分の一番近くにあるラーメン屋を表示するプログラムを作るには、自分と店の緯度・経度の差から底辺と対辺の距離を得て、三角関数を使い直線距離である斜辺の長さ、距離を求めます。しかし、緯度が極点に近づくにつれ、経度一度あたりの距離は縮んでいくので、その値をもとめるために、まずその緯度で地球を赤道に並行にスライスしてできる円の半径を求めるのですが、ここでも三角関数を使います。具体的には・・・」という具合に、祝辞で延々三角関数の話をしようと思っていたのに(ボケてることに気づいてくれた人だけ、心の中で「いつまで三角関数の話してんねん!」とツッコんでくれればいいなっと)、鼻水がひどくてもう喋り続けるのが無理で、「このように、社会に出てもラーメン屋までの距離を求めるために学校での勉強が役にたちます」とか言いながら、むりやり締めに入らざるをえなかった。
残念だ。とほほ・・・
苦し紛れに「花粉症かも」と嘘をついたが、多分、実際のところは、俺ってあがり症なので、話を始めるとドキドキして体温があがり、それで鼻水が流れ出すのだと思う。要は、心が弱かったのであろう。
家に帰ってすぐに、来年入学式に参加する娘に事の顛末を説明し「もう一度だけ今回の祝辞を来年そのままやらせてくれ!」とお願いしたのだが(まあ、その前に娘がみどり中にはいるかもわからんが)、完全無視だった。
コメントする