DIAMOND のセミアコをきれいに

DIAMOND というギターブランドをご存知だろうか?

Aria Pro II というギターブランドで有名な「荒井貿易」のもうひとつのブランドである。

いや、そういう書き方は正しくないな。もう存在しないブランドだから。

20191225_guitar1.JPG
Aria Pro II の下位ブランドだったという話もあるし、Aria Pro II ブランドを立ち上げる前の荒井貿易のブランドだったという話もある。
実際、DIAMOND ブランドのギターが精算されていたのは 40~50年前の話なので、詳しいことはわからない。
反対に、そのへんの話に詳しい人は、ぜひコメントください(笑)

で、俺はその DIAMOND のセミアコのギターを持っている。
2年くらい前にヤフオクで落とした。ちょっとした気の迷いだった(笑)
型番もどこにも書かれていないのでわからない。フォークギターみたいにボディ内にシールで貼ってあるのかな?と思って見てみたが無いみたい。

昔の国産ギターなので、Gibson の ES-335 をパクったボディーシェイプながら、ネックはセットネックではなくボルトオンである(笑)

2年ほど前に買った時に錆びまくった弦が付いていた。取り替えるのが面倒なので、そのまま時々弾いていた。そしたらこの間、ついに弦が切れた(^^; そりゃ、サビサビなんだから当たり前だわな。
ついに、弦を替える時が来たか。

ついでに、ペグやピックガードやエンドピンやら、電気系統以外の部品を分解して、磨いたり、オイルを差したり、錆止めを塗ったりした。ペグなんて、力を込めてギリっ、ギリりりみたいに回さないといけないものもあったけど、コールマンのリュブリカントオイルを差したら軽く回るように(笑)

ボディも、しっかりと絞った雑巾で水拭きした。雑巾が真っ茶色になった。そんなに汚れていたのか!!?(^^;

おかげで、随分きれいに。
これ、一応、(出品者の言葉を信じるなら)マツモク工業製。もう解散しているが、あのフジゲンとともに(本家の Fender、Gibson からの生産も請け負っていた)日本を代表するギター工房だ。

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出品者の言葉を信じるしかないのだが、かなり作りはしっかりしている。マツモク製と十分信じられる出来である。「Gibson コピーモデルのくせにネックがボルトオン」とか言って笑ったが、ネックの作りも 50年前のギターにしてはかなり良い。

電気系は接触が悪くてずっと音を出し続けることが出来ないのだが(ガリガリとノイズが乗ってしまう)、割と良い音である。

弦はアコースティックギター用の 3弦が巻弦のものを付けた。弟に貸したアコギが返ってこないので、その代わりにしようと思って(笑)
そしたら、3~4日もするとしっかり半音チューニングがずれる。弦も伸びてるんだろうが、ネックが順反りしてるのかな?アコギ用の太い弦付けたので。

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このページは、shinodaが2019年12月26日 00:53に書いたブログ記事です。

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