永谷園のフリーズドライ米

先月の「和樂の里」駐車場でのキャンプ。

ニ日めの朝メシは永谷園の「フリーズドライご飯」の「ドライカレー」で。

基本的にキャンプの朝飯は(特に寒い時期は)身体のあったまる「うどん」一択なんだけど、このときのキャンプは「食事は手抜き。できる限り調理はしない」を目標にしていたので、「お湯を入れたら終わり」のフリーズドライ米にしたのだ。うどんすら作らず、これ一本。

乾燥させた米にはフリーズドライ米とアルファ化米の二種類があるが、永谷園のは名前のとおり前者である。
短時間で食べられるようになるが、その分グダグダである。もっちりご飯にはどんなに頑張ってもならない。水気の少ないリゾット・・・くらいの状態がせいぜいである。

ま、じゃあアルファ化米はまるで炊きたてご飯のようになるのかといえばそんなこともないので、俺的にはアルファ化米なら 10~15分かかる「食べられる状態」にする時間が 3分ですむフリーズドライ米を推すのである。

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実際、この永谷園のドライカレーも、歯ごたえのない「水気の少ないリゾット」状なんだけど、なかなか味の方はいける。まあ、非常食感はあるが、キャンプの朝飯には「お湯をわかすだけ」で「短時間で食べられる」のでなかなか良いのではないか。「こういう食べ物だ」と割り切ればなかなか美味い。

ただ、問題は値段だな。
例えば mont-bell に同じようなフリーズドライ米の「リゾッタ」シリーズというのがある。
「リゾット感は消せません」ってことで、開き直って「リゾッタ」という名前にしているところに漢(おとこ)を感じるのだが(笑)、こいつが定価で税込み 475円。対する永谷園のフリーズドライご飯は 520円くらいである。(今回はキャンペーンで 1食 330円だったが)

mont-bell より 1食 40~50円高いが、正直「やっぱ永谷園のは美味い!このくらいの値段の差は屁でもない!」などということは無い。いや、まだドライカレーしか食べてないので判断は早急すぎるが、「しょせんフリーズドライ米でそこまで味の差は出ないだろう」と思っている。

この手の商品のターゲットはキャンパーや山屋だろうから、多分、永谷園の販売網の方が強いってこもないんじゃ?

というわけで、永谷園が勝負をするには、もっともっと色々な味を出していくしかないんじゃないか?
mont-bell の「リゾッタ」が今のところ 8種類。これを超える種類を出すか、フリーズドライが難しい味に手を出すか。永谷園ならできるじゃろう。

この手の商品が増えることは大歓迎なので、永谷園にもがんばってもらいたい(笑)

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このページは、shinodaが2022年3月18日 06:12に書いたブログ記事です。

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