あの二悪人、周防大島に県立大付属高をって言うんだろうなあ


以前、「高森みどり中学校の存続を求める会」では「周防大島町に県立大付属中を作るための布石として、周防大島町を地元とする県議会議長と教育長が高森みどり中の廃校を画策したのではないか?」という趣旨の質問をして、「県立大附属中学校を作る予定はない」と回答を得ていました。ひとつの悪の企みがこれで消えたのは喜ばしいことでした。
しかし、その後、県議会での「(県立大学付属高校を設置し)高大連携教育を推進するのは大変重要な取り組み」という教育委員会の回答や、来年度、高大連携に関する教育委員会の予算が計上されている点などから、「そろそろ、あの二悪人が『周防大島に県立大付属高を設置します』と言い出すぞ」と俺たちも噂はしていました(笑)

現在、山口県立大学は、自治体・企業・高校等と「包括連携協定」というのを結んで、地域の活性化、学生・生徒の資質向上などを目的とした活動をしています。
この「包括連携協定」と「県立大付属高校の設置」の件はまったく関係はないんですが、俺が危惧しているのは、この「包括連携協定」を(拡大解釈するなど)利用して「地元への利益誘導だけ」を考える、例えば県議会議長とか教育長レベルの権力を持った悪党が出てこないかということです。

もちろん、今の県議会議長や教育長がそういうことをするのでは?という話ではありません。
例えば周防大島町と周防大島高校が同時に県立大と「公大高連携」という形で協定を結んでいますが、その周防大島町から、県議会議長や教育長という権力を持った人間が出てきて、「周防大島町は自治体と高校が同時に県立大と協定を結んでいる唯一の地域だから、周防大島町に県立大付属高を設置するのが良い」というとんでもない話をゴリ押しするのではないか?という懸念です。

俺は周防大島町は好きだし(2年前は毎週末は周防大島にいたくらいでね)、別に揶揄するつもりもないですが、例えば客観的に考えて、その他の県立大と地域連携協定を結んでいる美祢市、山口市、防府市、長門市と比較して、周防大島町が交通の便など生徒の利便性の面から見て「新しい学校を作るに相応しい場所」ですか?

また、既存の学校を県立大附属高にすると考えるなら、高大連携を行っているその他の学校「野田学園高等学校」「華陵高等学校」「宇部高等学校」と比較して、「周防大島高等学校」に何らかのアドバンテージがあると思いますか?ないですよね?
鉄道も高速バスも停まり、1桁国道沿いに建つ「高森高等学校」の方が100倍適してますよ(笑)

もう一度書いておきますが「包括連携協定」と付属高校の設置の件には何の関係もないですからね。

これから山口県民はしっかりこの「山口県立大学附属高校設置」の件に関して注視しておく必要があります。
もし、その場所が周防大島町に決まったら、それは山口県の政治と教育行政がいよいよ崩壊するその幕開けとなります。山口県が日本の中の「腐ったみかん」になる第一歩ですね。(みかんの産地だけに(笑))

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このページは、shinodaが2023年3月29日 16:20に書いたブログ記事です。

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