先週末。一軒目の「鳥好」を出て、二軒目は広島駅ビル内の「寅卯 ekie広島店」に。やっぱ冷酒でフルーティーな日本酒キメないと呑み足りんからね。

早速、山口県の日本酒「東洋美人」から始める。肴に「くしかつ、赤ウィンナー、ささみ」の串三本。
この日の俺は仕事上の壁にぶち当たった。今、C# で Web システムを作っているのだが、まったくどうしていいのかわからない問題にぶち当たり、「ああ、俺ももうこの世界ではやっていけない歳になったのか」と少し寂しい思いをした。
結局、定時内に解決策を思いつくことができずにそのまま飲みに出たため、早いペースで「東洋美人」を飲み干し、二杯めに「電気ブラン」のソーダ割を。
「せんじがら」を肴に、電気ブランの甘みのあるチープな味を楽しんでいたら、隣で飲んでいたご婦人に「美味しそうに飲まれますねえ」とか話かけられたので、「いやあ、これは電気ブランと言って・・・」と電気ブランの蘊蓄話から始まり、ご婦人の亡くなった旦那さんの生命保険が亡くなる前の誕生日に切れていて大変だったとか、久しぶりに他のお客さんとの会話を楽しんだ。

三杯めは麦チョコのような香ばしい麦の香りのする焼酎、「兼八」を。香りを楽しみつつ会話は続く。
俺は酒は楽しい気分で飲むものだと思う。だから、悲しいときや辛いときに酒で気分を紛らわせるというのが嫌いだが、この日は楽しい会話と酒と肴に救われた気がする。
飲み始めたときは「俺は豚だ。何もできず死んでいく無能な豚なのだ」とか思ってたけど、すっかり「俺は神だ。万能の神なのだ」といういつもの自分を取り戻すことができた。ありがとう、未亡人のご婦人。そして旨い酒と肴よ!
ただ、気分がよくなりすぎて、隣で何を頼もうかと悩んでたお兄ちゃんやOLのお姉さんに「兼八呑みんさい。うまいよ」と次々と話しかけたのは反省してます。いやな酔っ払いのおっちゃんじゃったろう(^^;;;
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