「ぱどっく」は楽しかったけど、悲しくもあり・・・

一ヶ月前にエキニシで独り呑んだときの話。二軒めに立ち寄ったのが「立ち呑み ぱどっく」であった。

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もう 10数年前になるが、今はなき愛友市場にあった串揚げの店「ぱどっく」に何度か行ったことがあって、常連ってほど通っていたわけではないが「お、あの店か」と懐かしくて入ってみたのだ。

・・・違ってた(笑)。

あの「ぱどっく」ではなかった・・・が、どうも、あの「ぱどっく」のマスターのお兄さんがやっている店のようである。
向かいに同じ「ぱどっく」という名前の串揚げの店があって、どうやらそちらがあの「ぱどっく」のようだ・・・(今度行ってみよ)

で、こちらの「ぱどっく」だが、なかなか楽しい店であった。
常連さんが多く、「最初の一杯目は店にいる全員と乾杯をする」などの独自ルールがあり(笑)、人見知りの俺にはなかなか厳しいところもある店だが、マスターが常に俺のような一見客にも気を遣ってくれて、居心地の良い店であった。

ハイボールに、マヨネーズまみれの「せせり」を焼いたやつや、焼き鳥4本セット(ガーリックパウダーをかけてくれて実に美味い)などを肴に話が弾む。
ハイボールは缶で提供されるので、自分で氷の入ったタンブラーに注いで飲む。愛友市場の「ぱどっく」もそのスタイルだったな。

途中で店に入ってきた「来店二度目」という三十代のサラリーマン氏と「副業」のことで盛り上がり、結局二時間も長居してしまった。

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俺的には「立ち呑み屋で一時間以上長居する」「呑み代が2,000円を超える」というのは粋ではない、恰好悪いことなので「やっちまった」と思ったのだが、ハイボールを三杯に、焼き物二皿、最後には「おでん三品」まで注文したというのに、お代は 2,000円ぽっきり。ぎりぎりセーフ(笑)

これこれ。この安さが本来の立ち呑み屋だよな。良い店だ、ここ。

ちなみに、俺と話が盛り上がっていたサラリーマン氏はどことなく岡田准一に似たハンサムで、途中で帰る常連の女性たちが皆そのサラリーマン氏にだけ「おやすみなさい。また呑みましょうね」なんてうっとりした顔で声をかけていくのである。小太り熟年の俺のことは完全に無視だ。

ま、もちろん俺は妻ひとすじなので何も思わないけどね、何も・・・あれ?目から流れてくるこの、何だ?

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このページは、shinodaが2025年3月19日 22:45に書いたブログ記事です。

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