Windows: 2020年6月アーカイブ

ほんの 2日前に"Windows 10 の「勝手に再起動」を止める"というエントリーを書いたばかりなんだけど・・・

今夜、勝手に再起動された!!

22時くらいから寝落ちして、夜中の 2時に目が覚めたので実際に何時に再起動したのかはわからないが、多分、アクティブ時間の終了する 24時なのだろう・・・
つまりローカルグループポリシーエディター(pgedit.msc)で設定した「スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない」を有効・・・は Windows 10 によって無視されてしまったということだ。

どこまでもゲスな OS め・・・。そもそも Microsoft は「もう!Windows はセキュリティが甘いって散々悪口言われて悲しい!あ、そうだ、Windows Update のあと強制再起動しちゃお!そしたら危ない状態で放置されることがなくなるから、皆『さすが Windows』って呼ぶようになるぞ!」という小学生が考えるような論理でこの仕様を決めたのだろう。あるいは、仕様を決める権限をもったじいさんが呆け始めてるか・・・

それくらい「勝手に再起動する OS」という存在はヤバい。ありえない。「しつこく再起動を促す」は「あり」。「勝手に再起動」は「ない」。「いや、ありでしょう?」と言うエンジニアは思慮の足りない馬鹿である。

というわけで更に調べてみると、上記の「自動に再起動しない」の設定の説明に「更新を有効にするには、コンピューターを再起動する必要があります」とあった。
あれ?(^^; 確かに「有効」に設定後、再起動はしていない。これ、Windows Update の「更新」のことだと思ったんだけど、「自動に再起動しない」の設定を「更新」したときのことなんかな?(^^;
まあ、そうであれば今夜勝手に再起動されたので、次回以降はこんなこともなくなるだろう。

20200614_windows2.jpg

それともうひとつ。
「[自動更新を構成する]ポリシーが無効になっている場合は、このポリシーは効果はありません」とある。「自動更新を構成する」はなんの設定もしていない「未構成」状態だった。「未構成も駄目」なときは「無効または未構成」と説明されるので「無効になっている場合」という説明であれば「未構成」は関係ない気もするが・・・

一応、これも「有効」にし、「自動ダウンロードしインストールを通知」にしておいた。
先程、「いくつかの更新プログラムが必要です。インストールするには、このメッセージを選択してください。」のメッセージが出たから、この設定は PC を再起動しなくても大丈夫なんだろう。

さて、これでどうなるか?
まあ、今のところ「インストールを止めている」状態だから再起動はないけど・・・
これで更に再起動するようなら、Dell に「おたくのパソコン、変じゃない?」と言うてみるか(笑)

さっさと調べて対応すればよかったのだが、なんとなくほったらかしにしてて二度も痛い目にあった「Windows 10 での Windows Update 後の勝手に再起動問題」。

今年の 3月頃、やっと Windows 10 Pro を導入したんだけど、こいつ、「再起動しますか?」と聞くこともなく勝手に再起動しちゃうのね。「アクティブ時間」外であれば。(ちなみに俺は 6:00~24:00 をアクティブ時間に指定している)

俺は自宅でプログラムを作るのが仕事で、特に仕事の時間を決めているわけではなく、いや、「ビールは 18時以降」と決めてるけど、ビールを飲んだあともプログラミングは続けて、「できるところまでやって寝落ち」が基本なのだ。
そのため、参照している資料は開きっぱなしだし、テキストエディタで入力したメモが未保存のまま、いや、時にはプログラムソースもまだ保存しないまま気を失っていることもある(笑)

Windows 7 の場合は、「今すぐ再起動するか?」と確認があり、「する」を選ばないかぎり(ほっておけば)再起動はされなかったからよかった。ところが、Windows 10 の場合は「アクティブ時間であれば返事がなくても再起動する」のである。

・・・って、多分、みんな何年も前から Windows 10 だから知ってるよね。俺がやっと今頃になって 10にしただけでね(笑)

で、二度も「記憶を頼りに再ソースコーディング」という苦労を経て(^^;、やっと「勝手に再起動、止めなきゃ」となったのである。なぜなら、昨日から「アクティブ時間外になったら再起動するぞ」という脅しが表示されるようになったからである(^^;

20200611_windows_update.jpg

で、騙されちゃうのが、Windows 10 って右ボタンクリックで開く「設定」の中に Windows Update って項目あるじゃん。なので、ここを重点的に調べていたのだがわからん。騙された。間違っていた・・・(^^;
「勝手に再起動を止める」には gpedit.msc(ローカルグループポリシーエディター)を起動し、左ペインから「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Windows Update」を選択。で、右側のペインから「スケジュールされた自動更新のインストールで、ログオンしているユーザーがいる場合には自動的に再起動しない」を選択し、これを「有効」にするのだ。

これで、大丈夫なはず。
とりあえず、昨夜は再起動は行われなかった。
しかし、「操作を複雑にする」ことが「安全」だという間違った認識をしている Microsoft 製品だ。どんなドンデン返しがあるかもわからず、まだ不安である(笑)

<追記>
駄目だった・・・。詳細は"Windows10 の「勝手に再起動」は実行された"にて。
以前このブログでも何度かエントリーを書いた SONY RC-S380 で FeliCa カードを読み込んだ情報を Python で利用する話。

Windows 7 Professional で開発をしてたんだけど、今回、環境を Windows 10 Pro に移した。

その際、ちょっと Windows 7 の時何をやったかすっかり忘れてて、うろ覚えでセットアップして「プチはまり」をしたので環境構築についてメモっておく(^^;

ちなみに、Python 3.8.3 はすでにインストールされている。

1.WinUSB ドライバのインストール

https://zadig.akeo.ie/ からダウンロードした zadig-2.5.exe を使って WinUSB のインストールを行う。

RC-S380 を Windows 10 に接続したときに自動でインストールされた sonynfcport100c(v1.5.7.2)を WinUSB(v6.1.7600.16385)に Replace する。

・・・が、これ、本当に必要だったのか?Windows 7 のときには必要だったが、Windows 10 だと sonynfcport100c ドライバがインストールされているので、WinUSB ドライバを入れる必要があるのかどうなのか?

もし、このページを見てセットアップをしようと思っている人は、一度、この作業無しで RC-S380 が読めるか試してみてほしい。俺は面倒臭いので試さないけど(笑)

2.pip のバージョンアップ

必須ではないが、モジュールのインストールの度にワーニングが出るのでバージョンアップしておく。

コマンドプロンプトで、
python -m pip install --upgrade pip

3.nfcpy モジュールのインストール

コマンドプロンプトで、
pip3 install nfcpy

libusb1  1.8
ndeflib  0.3.3
nfcpy    1.0.3
pip      20.1.1
pyDes    2.0.1
pyserial 3.4
などがインストールされる。

4.libusb-1.0.dllのインストール

から最新版ダウンロード。
今日時点の最新版は、

ダウンロード後、展開したファイルを、Windows システムフォルダにコピー。

・64bit版
展開場所\MS64\dll\libusb-1.0.dll → C:\Windows\System32 にコピー

・32bit版
展開場所\MS32\dll\libusb-1.0.dll → C:\Windows\SysWOW64 にコピー

余談だが、64bit プログラムを格納する場所が System32 だとか、このわかりづらい構成はどうにかならんものか?(^^;>Windows

以上で、Windows 10 でも、Python プログラムの中から FeliCa カードが読めるはずだ。

ちなみに、作成したプログラムの中で HTTP プロトコルを使ってサーバにカード情報を飛ばしているので、requests モジュールも pip でインストールしないといけないのだが、これは、まあ、俺独自の話なので(笑)

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