旅行とか散策とか: 2025年9月アーカイブ

北海道ツーリング初日。9/2(火)。朝から雨。

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国道244号線を根室に向けて走る途中、別海町の「道の駅 おだいとう」でトイレ休憩。
わしらくらいのベテランライダーになると、道の駅を見つけたら必ず排尿しておかないと、あとで酷い目に遭うけえのお。

ちなみに「おだいとう」は漢字では「尾岱沼」と書く。手つかずの自然が残り、ホッカイシマエビ漁が盛んなエリアだそうだ。

で、「おだいとう」は道の駅にしては建物もかなり小さく、こりゃ、飯食う店もないかもな・・・って思ってたんだけど、地元のスープカレー専門店「らっきょ」が店を出していた。

というわけで、「ホタテのスープカレー」1,100円を注文。
まあ、メニューもこの他には、コーヒーやソフトクリームくらいしかなく、食事はこれ一択なんだけど。

ライスが北海道の形をしているなど、いかにも「観光客向け」料理然としているのだが、さすがに専門店。カレーは美味かった。
このスープカレーには辛味がついていないので、自分で赤い粉(カイエンペッパー?)を入れて辛くする。小さじ半分で「中辛」になります・・・ということだったので、小さじ一杯入れてみた(笑)。それで激辛になるわけでもなく、大人の男性ならこのくらいがちょうど良いんじゃないかな?

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まず、ホタテフライをそのまま一口食べてみて、ホタテの味を堪能したら、残りをスープカレーに漬けて・・・と席の前に説明書きが置かれている。その他にスープの中には生殖巣やヒモのぶつ切りが思った以上に入ってて満足できた。

ちなみに、ポテトが4つ付いてくるが、これは北方四島を表しているそうだ。
知床半島から納沙布岬(根室市)の間の市町村には、北方四島からの引揚者やその子孫も多く、返還要求活動に熱心である。

元々、北方四島の日本の領有権は、ロシアとの通商条約の中で決めたもの(戦争の代償などではない)。変換が正しい道だと思うぜ、プーチン。
今回の旅の一番の心配は「リッターバイク2台の積載」であった。
ハイエースの荷台に「2台積み」の情報をネットで探すんだけど、あってもオフロード車2台とか、とりあえず積んでみただけ(タイダウンはなし)とか、大型バイク2台積みの情報は本当になくて、自分たちで試行錯誤をするしかなかった。

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ハイエースは荷台の中央部と後部の2箇所左右に計4個のフックがあるが、2台のオートバイの前後を左右にタイダウンするには場所も悪いし数も足りない。
結局、後部シートを固定するときに使う床のアタッチメントや、運転席のシートレール、助手席のシートベルトの取り付け部などをフック代わりにした。

また、2台積むと作業スペースも限られるため、通常のロープなどを締め付けるのがほぼ無理。隙間に身体を滑り込ませての作業になり、力をかけることができない。そのため、ラチェットベルトは必須だ。
人力で締め上げるロック機構のついたベルトも使ったが、結局、しっかりオートバイ2台を固定するのに、6本のラチェットベルトを使用した。
ラチェットベルトは2本しか持ってなかったので、4本をナフコやジュンテンドーで買い足した。予定外の出費だ(^^;;;

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これで固定はできたのだが新たな問題発覚(^^;;;
フック位置の制限で、隼の「右のハンドルは前方向に」「左のハンドルは後ろ方向に」ベルトをかけるしかなく、つまり、ハンドルを左に切るような形に力がかかるため、前タイヤを固定しているスタンドがだんだん左側にズレてきて、結果的にベルトが緩んでしまう。

同じく中、高校時代の友人で整備士のてっしゃんにそれを指摘され、てっしゃんのアドバイスでスタンドを固定し、なんとかこれも解決。ほんま、一筋縄ではいかんわ(^^;;;
まあ、モンスターは軽量だし、フレームが剥き出しなのでベルトをかける位置も自由度が高く、早い段階でしっかり固定できたんだけどね。

そうして苦労したおかげで、無事荷台でオートバイが転倒することもなく(笑)舞鶴フェリーターミナルに到着。19時ちょうどに着いたのだが、乗用車一番乗りだった。

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