「ひみつきち」という名の店

昨日は広島に泊まる予定だったので、晩飯をもとめて繁華街・流川へ。
ラーメン屋または中華屋をもとめてウロウロしていたのだが、新天地公園近くの裏通りで気になる幟発見。
「ひみつ?」一部が他の幟とかと絡んでよく見えない。近づいてみると「ひみつきち」と(笑)

もう、俺の足は自然に「ひみつきち」のある 3Fに向けて歩き出していたね。男なら、「秘密基地」のワードを無視するなんて出来んやろう!!(笑)

「ひみつきち」は若いイケメンオーナーのやってる沖縄料理と創作料理の店。棚の上には怪しげな沖縄産の瓶詰めや泡盛が並んでいる。

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特にマスターが沖縄出身ってわけではない。単に、この店を始める前に数年間沖縄料理店の「比嘉商店」で働いていた名残のようだ。名残というのは変か(^^; 沖縄料理の店で身につけたスキルを使って・・・ということのようである。

まずは 1,500円ぽっきりの晩酌セットで。
飲み物 2杯とちょっとした小皿料理 2つのセットである。まずはビール。肴は「ジーマーミ豆腐」。甘いタレをかけて食べる。まるでくず餅のような(まあ、そこまでじゃないんだけど)もっちり食感がたまらん。ビールにも合う味だ。

2杯目はせっかくなので泡盛を。一番アルコール度数の高い 30度の「菊乃露」をロックで。
若いマスターは「泡盛マイスター」に認定されている。話を聞くと、半年に一回、それぞれ筆記、技能の試験があるそうで(つまり、一年がかりで試験を受ける)、まるで電気工事士の試験みたい(笑)筆記試験は沖縄の歴史なんかも出て、なかなか大変なようだ。
なので、泡盛のことをきっかけに色々面白い話を聞かせてくれる。

瓶で買ってきた泡盛は一回蓋を開けて空気に触れさせたほうが良いとか、知らない知識も教えてもらえた。実は俺、家の床下にもう10年泡盛を寝かせてるんだけど、最初に蓋開けて空気に触れさせたんでヤバかったかなあとずっと気になってたんだけど、その方が良いと聞いてホッとした(笑)

二皿目は、ヤングコーンとエビのバター炒めと、コウネのもやし炒めをちょっとずつ。
「コウネのように、広島でしかあんまり食べないような、そういう食材を使った料理も出したくて、沖縄料理だけにこだわってはいないんです」とのこと。

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それと、俺が棚の上の「スクガラス」に興味を持ったので「試しにどうぞ」と 1尾だけ沖縄豆腐の上に乗っけてサービスしてくれた。しょっぱかった(笑)でも泡盛に合う。
「スクガラス」がなんなのかは、自分でググってちょ(笑)
やっぱ沖縄の肴って、泡盛に合うように作られてるんだよなあ。

最後に、もう一杯ビールを追加し「アグー豚の肩ロース」を。一皿 1,080円となかなか良い値のする一品だが、くっそ美味い(笑)
マスターが「肉の中に熱が通り切る一歩手前」くらいの抜群の焼き加減で仕上げてくれたので、じゅわじゅわ甘い肉汁もたっぷりで、これにわさびか柚子胡椒を乗っけて食べると、いやあ、美味すぎるわ、実際(笑)

というわけで、なかなか良い店みつけた。
ちょっとバター炒めは味付けが薄すぎた気はするんだけど、若い兄ちゃんなので、これからどんどん料理の腕も上がっていくんだろう。良い店を見つけた。

ただ、この日の客は俺ひとりで、まさに「秘密基地」状態。
これはこれで良かったんだけど、もう少しお客さんこないと店が無くなっちゃうと困るんで、みなさん探して行ってみてちょ。

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このページは、shinodaが2016年8月25日 13:03に書いたブログ記事です。

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