なんとか自力で竿を修理

先日、大畠港で防波堤に空いた穴に躓いて、9月に買ったばかりの「M'ON BAY FIELD 91」という 9.1フィートロッドを折った話をチラっと書いた。

折ったというか、上から力を加えて潰した形なので、縦割れが数センチに及び、「糸巻いて直せないことはないけど、竿調子も変わっちゃうし、直したところだけが強くなることで、今度は別の場所が折れちゃう可能性もあるので」と、かめや釣具でも修理を断られたんだけど、そんな繊細なやり取りをする竿ではなく、ちょっとした投げ釣り用として使うんなら竿調子が少々変わっても問題なかろう・・・と。それに、まだ購入して一ヶ月だからな・・・と、自力で修理することにした。

幸い、割れ目もきれいなので、ちゃんと接着して、再び開かないようにすれば問題ないだろうと、「強力な接着剤で割れ目接着。上からカーボン糸かリボンでぐるぐる巻きにし、エポキシ樹脂で固める」という修理方針にした。

で、アマゾンで購入したのが、

富士工業(FUJI KOGYO) フィニッシングモーター FMM2
※超低速でロッドを回転させ、エポキシ樹脂が垂れないように固める
¥5,500

セメダイン 金属用高強度 接着剤 メタルロックP25Gセット AY-123
※割れ目接着
¥ 819

カーボン 5mm幅テープ
Sano Factory USL Spread Carbon tape HTS40 1M 5mm 65g/m

※割れ目を接着した上からぐるぐる巻いて補強
¥ 199

※補修箇所を硬い被膜で補強
¥ 1,439

※10〜20%ほどエポキシ樹脂を薄めて、竿に塗りやすくする
¥ 540

しめて 8,497円(税込 9,176円)。
8,000円で購入した竿を、9,200円かけて治す(笑)
素敵やん。男のロマンやん(笑)

20181112_repare1.jpg 20181112_repare2.jpg 20181112_repare3.jpg

で、なんとか丸二日かけて修理終了。
いや、カーボンリボンを巻くのに手間取ったり、いろいろあったけど修理自体は 1時間くらいで終わるのよ。ただ、その後、エポキシ樹脂を固めるのに(気温も低いので)丸一日半くらいかかったという・・・(^^;

見た目はカーボンリボンがきれいに巻けてないのもあって(^^; けっこう凸凹だけど、まあ、遠目にはわからんからええか・・・という感じ(笑)
そのうち時間できたら、紙ヤスリかけてみるか・・・

で、試しに庭で振ってみたけど、心配していた「エポキシで固めたところに力が加わる(しなったりする)と、硬化したエポキシがボロボロに割れて剥離する」ってこともなく、普通に振れてる。
ただ、ロッド内部に入り込んだ接着剤が固まって邪魔するのか、ジョイント部分が最後まではまらんのよ。1cmくらい余ってる感じ。
内側を棒ヤスリでこすってみるしかあるまい。

この週末に、職場の釣り仲間と久しぶりの釣りに出かける予定なので、その時実際に使ってみよう。

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このページは、shinodaが2018年11月22日 10:53に書いたブログ記事です。

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