帯にも「ベタ甘全開」と書いてあるし、後書きでも作者が「ラブコメ仕様」と公言しているように、甘甘のべたべたラブリー物語となっております。
郁と堂上のバカップルが、至る処、至る状況でベタベタ、イチャイチャとしまくります。(笑)
うげー!読むに耐えられない。(笑)
もう、何というか、理想の男性像とか、理想のカップルのあり方とか、そういう作者の願望・妄想が大爆発です。読んでるこっちが恥ずかしいぃ~
作者は堂上や手塚を、あくまで恋愛下手な無骨で硬派な男に書きたいようですが(そんな男が好きな女の前で見せる素の優しさというのが作者のきゅんとくるツボなのでしょう)、男の俺らからみたら、いや、もう、全然。(--;
二人とも、何よりも「恋愛」を優先させる、スケベな軟派男にしか見えませんよ。
二人ろも、すげえ、女心を理解するしね。
例えば、女の前ではクールな態度を見せておいて、でも、記念日には忘れず花を贈るようなね。そういういやらしい男だったんだなあ・・・堂上は・・・と悲しくなってしまいます。
でも、こんなのが作者の理想なんだろうなあ。きゅんきゅん来ちゃうんだろうなあ。(笑)
ということで、作者自身も「ベタ甘仕様です。駄目な方は本気で回避してください。」と言っているように、本物の硬派であるわしらが読んではいかん本でした。
堂上さいてー(笑)
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