MovableType 3.21-ja から、MTOS 4.23-ja へのアップグレード

作業メモ。

今回は 3.21-ja の環境は残しておき、4.23-ja の環境でテストをして問題なければ(テンプレート等の修正が必要であればそれを行った後)移行を行いたい・・・という要件だったので、以下のような手順を取った。

0.現行の環境<現行ブログ(3.21-ja)>
 ・管理画面
 /var/www/mt1(http://www.exsample.com/mt1/
 ・公開ディレクトリ
 /var/www/blog1(例:http://www.exsample.com/blog1/testblog
 ・DB名
 mt1db
1.現行のDBをバックアップ&リストアし、現行とは別名で DB 作成(例:mt2db)。
2.現行の環境(管理画面、公開コンテンツ等)を別名でコピー(3.21-ja)テスト用の環境作成<テストブログ(3.21-ja)>
 ・管理画面
 /var/www/mt2(http://www.exsample.com/mt2/
 ・公開ディレクトリ
 /var/www/blog2(例:http://www.exsample.com/blog2/testblog
 ・DB名
 mt2db
3.4.23-ja を新規インストール。DB は新規に作成したダミーのDB(例:mt3db)を使用。<新ブログ(4.23-ja)>
 ※インストール作業は、ユーザ登録、最初のブログ作成までちゃんと行うこと。後で消しちゃうけど。
 ・管理画面
 /var/www/mt3(http://www.exsample.com/mt3/
 ・公開ディレクトリ
 /var/www/blog3(例:http://www.exsample.com/blog3/testblog
 ・DB名
 mt3db
4.新ブログの mt-config.cgi を修正し、DBを mt2db に変更。
5.新ブログの管理画面にアクセスし、DB の更新処理を実行。(自動実行される)
6.新ブログの管理画面で、各ブログを再構築。
7.新ブログの公開ページ(例:http://www.exsample.com/blog3/testblog)にアクセスし内容を確認し、足りないものがあればコピー。
 (例えば、mt-static の下にタイトル画像などを置いている場合)
8.プラグインのインストール。(但し、4.23-ja 未対応のプラグインがある場合は、残念ながらアンインストール(手動でテンプレート等修正))

以上。
テストブログは作成しなくてもよかったのだが、今回はもしかしたら現行を触って確認するケースが出てくるかもと、念のため作成した。(結局、必要なかったけど(^^;)

これで、お客さんにてチェックがすんだ段階で、

0.ブログの更新中止。
1.現行のDBをバックアップ&リストアし、新DB(mt2db)を最新に。
2.ディレクトリ名を変更。(現行を *_old のようにして、新ブログを現行のディレクトリ名に変更)
3.crontab 等のパスも変更。
4.Apache の再起動。(必須)
5.新ブログの管理画面にアクセスし、DB の更新処理を実行。(自動実行される)
6.新ブログの管理画面で、各ブログを再構築。(公開パス変更)

という作業を行い、移行終了・・・のはず。

この後、

1.テストブログ(/var/www/mt2 や /var/www/blog2)を削除。
2.ダミーDB(mt3db)を drop する。

という作業を行い、全ての作業終了となる予定。現行DBは念のため、しばらく取っておく。
2,3ヶ月置いておいて、何も起きなければ現行ブログのディレクトリとともに、削除してかまわないだろう。

・・・て感じかな。

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このページは、shinodaが2009年1月18日 11:52に書いたブログ記事です。

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