昨日はちょっと仕事上のお話もあったので、取引先のKさん、Fさんと夕方から「善吉」で一杯。
えーと、立町の立飲み屋です。
以前Fさんとプライベートで飲んだときにうちの接交費で支払ったんですけど、「いやいや、まあまあ、今日はプライベートですから」とFさんがどうしてもと 5千円置いていかれたので、今日はそれで飲みましょうと。「善吉ならあの 5千円で 3~4人が腹いっぱいになれますぜ」・・・と。(笑)
いやあ、善吉はいいですね。
行ったときはちょうど満員でカウンターが全然空いてなかったんですけど、大将が「じゃあ、そこでどうぞ」と勧めてくれたのは、店の入り口に積まれた段ボール箱の横。
中年男子三人で段ボール箱をテーブルに酒を飲む・・・これぞ立ち飲み屋の醍醐味。(笑)
働く中年として「ああ・・・俺もついにここまで堕ちたな・・・これぞ最下層で日本を支える労働者の誇り・・・」と感無量です。(笑)
しかし、串揚げ一本どれでも 100円。飲み物は、ビール(中ジョッキ)、焼酎、日本酒、ワインがどれでも一杯 380円という値段も魅力なんですが、この店の一番良いところは大将の人柄でしょうね。
会計数百円のお客さんにも丁寧に対応してるし、正直に「ワインのことは全然知らないので、詳しいお客さんに仕入れてもらってるんすよ」と常連でもない俺らに語る明るさが良い。
立ち飲みの店でも、大将がくだらねえ酒にまつわる蘊蓄を自慢げに延々しゃべったり、小難しい顔をして串を焼いたり揚げたりしてるようなところってありますよね。ああいう店が俺は大っ嫌い。その点、ほんとに善吉の大将は良いな。接客のプロ・・・というより、持って生まれたセンスなんだろうな。
三人で、「もう、食えません」というくらい串を食いつくし、酒もビール、ワイン、焼酎と飲み倒したので、さすがに 5千円では収まらなかったけど、それでも三人で 7,140円。一人 2,380円。俺はビール三杯くらいで抑えてたんだけど、Kさん、Fさんは 5~6杯は飲み倒してたからね。そう考えるとやっぱ無茶リーズナブルですよねえ。
こういう店には、これからも長く営業してほしいな。
「すんません。5千円からオーバーしちゃいました」・・・と、Kさん、Fさんから千円ずつ徴収し、俺は残り 140円を足して清算。(笑)
ごちそうさまでした。
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