透過した AIR アプリを作る方法。
■ADFファイル
<initialWindow> タグ内の、<systemChrome>タグと<transparent>タグを以下のように設定。
<systemChrome>none</systemChrome>
<transparent>true</transparent>
※<transparent>を true に設定したら、<systemChrome>は必ず none に設定しないとエラーになる。
■MXMLファイル
<mx:WindowedApplication>タグ内で、backgroundAlpha属性を"0.0"("0"でも可)に設定。これで背景が透ける。(alpha属性はアプリ全体の透過設定なので、"0"にするとAIRアプリがまったく表示されない。透過させるのは背景のみだからbackgroundAlpha属性を設定ね)
一応、例をのせとく。
<mx:WindowedApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"
layout="absolute" width="151" height="245"
mouseDown="stage.nativeWindow.startMove();"
backgroundAlpha="0.0"
showStatusBar="false"
showTitleBar="false"
borderStyle="solid" borderColor="#151921">
この例では、 showStatusBar="false"、showTitleBar="false"の設定で、タイトルバーなどを消しているので、アプリを掴んで動かすことが出来なくなる。そこで、アプリ上でマウスのボタンが押されたら、Window の移動処理(ドラッグ)がスタートするよう、mouseDown="stage.nativeWindow.startMove();"の設定を行っている。
で、こういう設定をした上で、透過PNGや透過GIFファイルをイメージとして配置すれば、透けた AIR アプリのできあがりである。
分かり易いようにボーダー表示をした状態で、Vista のガジェットの上に置いてみた。
透けてますなあ~(笑)
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