透過 AIR アプリの作成方法

AIR1.jpg

透過した AIR アプリを作る方法。

■ADFファイル

<initialWindow> タグ内の、<systemChrome>タグと<transparent>タグを以下のように設定。
<systemChrome>none</systemChrome>
<transparent>true</transparent>

※<transparent>を true に設定したら、<systemChrome>は必ず none に設定しないとエラーになる。

■MXMLファイル

<mx:WindowedApplication>タグ内で、backgroundAlpha属性を"0.0"("0"でも可)に設定。これで背景が透ける。(alpha属性はアプリ全体の透過設定なので、"0"にするとAIRアプリがまったく表示されない。透過させるのは背景のみだからbackgroundAlpha属性を設定ね)

一応、例をのせとく。

<mx:WindowedApplication xmlns:mx="http://www.adobe.com/2006/mxml"
 layout="absolute" width="151" height="245"
 mouseDown="stage.nativeWindow.startMove();"
 backgroundAlpha="0.0"
 showStatusBar="false"
 showTitleBar="false"
 borderStyle="solid" borderColor="#151921">

この例では、 showStatusBar="false"、showTitleBar="false"の設定で、タイトルバーなどを消しているので、アプリを掴んで動かすことが出来なくなる。そこで、アプリ上でマウスのボタンが押されたら、Window の移動処理(ドラッグ)がスタートするよう、mouseDown="stage.nativeWindow.startMove();"の設定を行っている。

で、こういう設定をした上で、透過PNGや透過GIFファイルをイメージとして配置すれば、透けた AIR アプリのできあがりである。

分かり易いようにボーダー表示をした状態で、Vista のガジェットの上に置いてみた。
透けてますなあ~(笑)

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このページは、shinodaが2009年3月11日 02:52に書いたブログ記事です。

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