ただ、ガッキーのための映画だ!

テレビで映画「フレフレ少女」を見た。

面白かった。

映画の「質」としては首を傾げる人も多いだろう。特にストーリーづくりの部分。

furefure1.jpg転校生がすぐに公式戦(甲子園大会予選)に出てるとか、野球部に本気度を見せるために応援団が応援して見せた部が次々に優勝するとか、応援団が本気で応援すればホームラン性の当たりも外野フライになるとか。(笑)
ここまで極端なご都合主義も久しぶりに見たな。(笑)

それに、出てくる人も皆「善い人」ばかりである。両チームの女子マネージャーが唯一女の嫉妬心丸出しでいやらしい人間に見えるが(俺のお気に入り・秋山奈々も!)、他の出演者は全て善い人である。
ライバルである不知火学園高校応援団団長・青田(青田赤道からの引用か?)も、櫻木高校応援団の本気度を疑って厳しいことを言うが、応援団としてのプライドと礼儀を重んじる本物の硬派である。

なんという「性善説映画」だ!
でも、「性善」を見るのは気持ち良い。(笑)

furefure2.jpgそれに、何と言っても応援団の「型」はやっぱり格好良い。
いや、あの大げさな格好は確かに傍目には滑稽なんだけど、あの大げさな「型」を応援団が大切にしている意味も、映画を見ていたらわかってきた気がする。
応援シーンはやっぱ格好良いよ。

そうやって、素直に楽しむ映画なのだ。この手の映画に細かいツッコミを入れるのは愚の骨頂である。

しかし、「新垣結衣のための映画」の域を脱し切れていないのが残念。
他の団員をはじめ、ガッキー以外の人物がまったく描き切れてない。
これは、映画という「時間」の制限故であろうなあ。
ということで、「フレフレ少女」はドラマ版で見てみたいなあ。あ、でも、そうすると主演は新垣結衣じゃなくなっちゃうのか。

それはそれで嫌かも。(特に、キャピキャピした若い子がやっちゃうとなあ・・・)

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このページは、shinodaが2009年8月28日 07:51に書いたブログ記事です。

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