些末な米軍問題

昨日、岩国ニューセントラルで「アバター」を見たという話は書いたが、その時の出来事。

昨日は珍しく(正月はいつもあんなもんなのかねえ?)混んでいたので、俺と弟は最後部の真ん中のブロックに座って上映開始を待っていた。
そしたら、なんか、横の方でガチャガチャ音がするわけよ。なんだ?と思って見てみると、黒人夫婦が手押し車のようなものを必至でシートの間に入れようとして悪戦苦闘してるわけ。

よく見ると、ベビーカーだよ・・・

「えっ!?」と思ったが、その時点で赤ん坊の姿は見えなかったし、ベビーカーが通路を塞いだために使えないシートは出来ていたが、まあ、そこまでぎゅーぎゅーに混んでたわけでもないので、「え?」っていう顔をしている人は俺の他にも何人かいたが、何も言う人はいなかった。

が、この赤ん坊が、話が盛り上がってくる後半の戦闘シーンで、音に驚いては泣き声を発するようになったのである。
まだ小さいのか、それほど大きな声ではなかったのが救いだったのだが、

どどーーーーん!(爆発音)
ふんぎゃあ!(赤ん坊の泣き声)
どしーん、どしーん!(巨大な生き物が体当たりをする音)
ふんぎゃあ!(赤ん坊の泣き声)

という感じなのだ。
ずっと泣き続けというわけでもなかったので、結局最後まで文句を言う人もいなかったのだが、これはどうなのだろう?
俺らの2,3倍の太さは優にある黒人の腕を見て、文句が言えなかった人もいるだろうなあ・・・と思ったり。

今は、赤ん坊を連れて映画館というのは当たり前なのだろうか?

うちにも1歳児がいるが、さすがに映画館に連れて入ろうとは思わない。他人に迷惑をかけるのがわかりきっているからだ。なので、映画を見たい時は夫婦一緒ではなく一人ずつ見ようね。映画を見ない方が、その間娘を見ることにしようねと・・・と日頃から言っている。
それが当たり前だと思っていた。

例えば MOVIX周南では、赤ちゃん連れで映画が見れるママさんデーが設定されている。そういう意味でも、やっぱ普通は駄目なんじゃないのか?赤ちゃん連れというのは。
少なくとも、日本ではそういう同意がなされているのではないだろうか?映画館の入り口にでかでかと書いてなくても、暗黙のルールとして。

例えば、米国では赤ん坊連れて映画館に入るのなんか当たり前よ!というのなら、そして、岩国ではその米国流の様式を公共の場で取り入れることにしているよ!というのなら、米軍や市はもっとそれを公知すべきである。米国流のやり方に、岩国市民は文句をつけるなと。

そうではないのなら・・・難しいなあ・・・どうすりゃいいのかね?

日本からすると「ちゃんと日本の常識を兵士に教育してよ!」だし、米軍からしたら「そういうことで市民から不満の声が出ないように、国や岩国市がうまいことやってよ」だろうし。

映画館に赤ん坊連れて入っただけ・・・の話ではあるが、でも、こういう些細なことから市民の米軍に対する悪感情は広がっていくものである。

さてさて。

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このページは、shinodaが2010年1月 2日 16:51に書いたブログ記事です。

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