「実写版 宇宙戦艦ヤマト」観てきた

宇宙戦艦ヤマトの実写版・・・つーか、正式名称は「SPACE BATTLESHIP ヤマト」か。まあ、それは些細な問題であって、わしらにとってはヤマト実写版以外の何者でもないのだ。うむ。

取りあえず、今日は午前中は半日休ということにして、岩国ニューセントラル1・2・3にて朝 8:30 からの封切り第一回目の上映を観たのである。
俺はガンダムよりも、ヤマト、999の松本零士アニメ世代だからな。そりゃ、もう、すぐにでも観に行くしかないじゃろう!

ま、ヤマトファンとしてこの作品についてはじわじわと書きたいことが出てくると思うのだが、まずは見終わってすぐの諸々の感想を、いつものごとく備忘録として箇条書きで羅列しとくのだ。
もろにネタバレなので注意!

・あの「無限に広がる大宇宙・・・」のナレーションは、映画の頭、先頭に持ってきてほしかったな。そしたら泣いたかも(笑)
・アニメの「宇宙戦艦ヤマト」と「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」から良いシーンばかり抜き出して再構成したような感じ。まあ、それはそれでも良いんだけど・・・
・良いシーンばかり抜き出して構成したせいか、ダイジェスト感を拭い切れてなかった。パンフで脚本の佐藤嗣麻子は、アニメ劇場版のようなダイジェスト的な物にならないようにしたと言うてるが・・・
・あんまり、感動的な映画ではないな。上記のようにダイジェスト感があるし、何か、もっとコテコテにお涙ちょうだい的に盛り上げてほしかった。ヤマトの最後の爆発シーンなんかも淡泊20101201_yamato.JPGだし。
・しかし、あの敬礼のポーズは実写で見るとなんか変じゃね(笑)
・ガミラス星人に身体を乗っ取られた斉藤の目が光るシーン(黒木メイサもあったけど)は安っぽかったな(^^;
・安っぽいと言えば、特攻していく古代の前に出てくる戦死者の幻影。あれ、「さらば・・・」を知ってる俺らは「お、あの名シーンを再現したな」ってわかるんだけど、そうじゃない人が見たらそうとう安っぽいな。(^^;
・役で言うと、本来男だったのが女になってたり、アニメじゃもっとゴツかったり、原作アニメと違う部分は色々あったが、不思議と作品中では違和感がなかった。
・柳葉は、パンフの写真が真田そっくりで笑える。
・原作を壊しやがって!という怒りがなかったのは、ちゃんとアニメとは別物として見れてたんだろうな。それは、冒頭の地下都市の雰囲気がアニメ版とは大きく異なっていたからか。
・アナライザーってあの端末だけ?って思ってたので、ガミラスの戦闘シーンでアナライザーが出てきたときはニンマリした。(デザインに文句言う人もいるだろうけど、俺は良い雰囲気出してたと思う)
・ヤマトはちょっと細身でボリューム感なかったな。
・最悪なのがガミラス艦のデザイン。何、あの骨骨したデザイン。まあ、ガミラス星人の正体があれなので、まったく地球的ではないデザインにしたんだろうけど、あれは最高に違和感あったな。デスラー艦なんか最悪。
・コスモゼロとかコスモタイガーは原作っぽいテイストでグー。まあ、コスモゼロは危うくマクロスのバルキリーになってしまいそうだったが(笑)
・でも、まあ、全体的に今年の頭に見た「宇宙戦艦ヤマト復活編」よりは面白かった。復活編の方が、アニメなのに松本零士キャラデザインじゃなかったので往年のファンからすると違和感ありまくり。(^^;
・ま、壮大な「新年隠し芸大会」のドラマという感じがしないでもない。(井上順の「インディジュンズ」とか)
・しかし、キムタクがいきなり黒木メイサの唇を奪ったのはなぁ。あり?いつからそういう気持ちになってたの?って唐突だった。しかも、しっかり種まで仕込んで・・・:-P
・黒木メイサ嫌いだったんだけど(あの濃い顔が)、何か可愛かったな。キムタクに一発やられて、すっかり「私、あんたの女よ」状態なのが「うわ、面倒くせえ女」と思いつつも、最初の男勝りなところを見ているだけに可愛く感じられ・・・(笑)
・アニメさながらにビュンビュン効果音入りまくりなので「宇宙でこんなに音がするか!」ってうるさいこと言い出す人が出てくるんじゃないかと、他人事ながら気になった(^^;
・古代守(堤真一)がどっかで復活すんのかな?っと思ってたら、冒頭で瞬殺されてそのままだった(^^;

取りあえず、まあ、こんなところか。

明日、友達のNワ君と飲むのだが、彼はこの土曜日に観るそうなので、あまりネタバレな話が出来ず、フラストレーションが溜まりそうじゃわい。(笑)

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このページは、shinodaが2010年12月 1日 14:15に書いたブログ記事です。

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