スポーツというのは体幹強化と下半身の柔軟性アップが最も大切なのである

先月から基本的には毎朝(俺が起きれなかったり、雨の日はしないけど)、朝飯を食って登校するまでの10~15分間に、息子たちに簡単な練習をさせている。
速いリズムでひたすらバットの往復運動をしながら打つ高速トスバッティングや、簡単な守備練習だ。
10分間と言っても、高速トスバッティングなら、長男と次男がそれぞれ100球ずつくらい打つ時間はある。

まあ、10分ほどの練習でどれほどの意味があるのか俺にもわからなかったのだが、先日、チームの練習でトスバッティングをしていた次男坊を見ると、全ての球を思いっきり強打出来てて、ああ、これは意味があったなあ・・・と。
何せ、それまでの次男坊は、バットを振る度に身体はぐらぐら。フルスイングするとクルっと一回転してしまうような脆弱な下半身の男だったのである(笑)
やっぱ、毎朝数十球から100球のトスバッティングを繰り返してきたのは意味があったようだ。

少しは体幹が強化出来たということか。

柳井野球塾で指導して下さったJFE西日本硬式野球部の方々が皆さん言われていたのが、体幹強化が一番大切ということ。そして、もうひとつが下半身(股関節から下)の柔軟性。この二つが基本にないと、「いかに強く打ち返せるか」「いかに遠くまで投げられるか」「いかに速く走れるか」といった能力の訓練はいずれ壁にぶち当たる。
実業団野球の世界では、そのことが「バットが金属から木製に変わった時」に如実に表れたとのこと。体幹のしっかりしている選手は、木製バットになってもすぐに飛距離を取り戻したが、そうではない選手は「力負け」して打てなくなった・・・という話だった。

準備運動の中に取り入れられている「俯せに寝た状態から手を使わずに起き上がってのダッシュ」などは、正に体幹を鍛える運動。子供たちはそのスピードを競って楽しみながら出来るが、そういう意味でけっこう重要な練習なのだろうな。

もちろん、全然技術力の無い次男坊が試合で活躍するなんてシーンにはまだまだお目にかかれないだろうが、「フルスイングしてもクルっと回らなくなった」だけでも、馬鹿父としては嬉しいのである。
ま、一応成果が見れたってことで、毎朝息子たちに付き合ってやる俺のモチベーションにはなるわ(笑)

ちなみに、足をいつもより大きく開いて構え、バットは大きく引かずブンブン振り回すような感じで行う高速トスバッティングは、普通のトスバッティングより球に当たるので子供たちも楽しいようだ。「楽しい」ってのはモチベーションの維持に絶対必要なことだからね。

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このページは、shinodaが2011年2月20日 13:39に書いたブログ記事です。

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