広島三越で今日から始まった「画業60周年記念 松本零士作品展」に寄ってみた。
要は展示販売会なので入場は無料だ。
7階の催事場に行ってみると、ああ・・・そこには大好きな松本零士のイラストが・・・
俺、ガンダム世代よりちょっと前のヤマト世代なのよ。
宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999ね。
ガンダムも好きだけど、やっぱ松本零士作品の好きさ加減とは次元が違う。ガンダムが「好き」だったら、ヤマト、999は「とっても、とっても大好き」って感じだ。
でも、さすがに展示されている作品、買えんわぁ~(^^;
ピエゾグラフという(エプソンが開発したらしい)技法で原画をキャンバスに転写したものが、大きさによって違うけど、大体 50,000~250,000円。
俺はやっぱ、買うならヤマトか、ハーロックのアルカディア号の絵だけど、これらは 20万円コース。嫁さんの好きなメーテルの絵で 5万円のがあったけど、今月、自分への給料も払えてないような貧困層の俺には、それを嫁に買ってやることなど出来んよ・・・
(まあ、今月末にゴソっと金が入ってくるんで、それで給料は払えるんだけど、今は無理だ、今は無理だ)
しかし、ピエゾグラフって要はデジタル印刷だよな。版画みたいに刷るためのテクニックがいるわけじゃないだろうに、版画並の値段なのはどうなのよ・・・と内心思いながら見てたんだけど、松本氏の肉筆画の値段を見て驚いた・・・
え?このメーテルの絵が、200万円オーバー?
しかも、多分、松本氏、久しぶりにメーテルを描いたのか、何か他の人が似せて描いたメーテルみたいになってるでぇ(^^;
いやぁ・・・手が出ませんわ・・・
ということで、俺は「松本零士展 図録」1,260円、「銀河鉄道999 手帳」735円を買って、肩を落とし会場を後にしたのであった。
嫁さんが 999が好きなので、お土産にと思って 999手帳を買ったけど、よく考えたら、こんなものを 735円出して買ったと知れると、逆に怒られそうだな(^^;
・・・とほほ。貧乏が憎い・・・
<追記>
そうそう。一点、面白い話を。
展示されている作品の中に、松本零士氏が生んだ主なキャラクターを総出演させたものがあるんだけど、その中に、当然いるべきあの人の姿が無い。ヒントは、ヤマトのあの人・・・なんだけど、なぜいないのかは主催者もわからないそうである。
で、21日に松本零士氏が広島に来られるので、その時、「なんであの人がいないんですか?意味があるんですか?単に忘れただけですか?」というのを確認してみるそうだ(笑)
その後展示会に行った人は、是非会場のスタッフに、「なんで、あの人がいないんですか?」と聞いてみて。で、答えをここのコメント欄にでも書いてくださいな(笑)
う・・・
200万円オーバーですか(@@;)
ええなぁ~!
999は社会人になってからの作品ですが、私にとっての松本零士は「男おいどん」と「元祖大四畳半大物語」です。
さるまたけ(^^;)実際にあるような気持ちで読んでいました。
その中に出てくる謎の美人だったか?メーテルの元祖ではないかと思っています。
いやあ、それが、完全に最近は画力が落ちてるんじゃないかと心配になるくらい、直筆のメーテルはイマイチでした(^^;
でも、2年前にも三越で展示・販売会をやったみたいなので、売れるんでしょうねえ・・・何十万円もするヤマトの絵とか。
いや、俺も、今の 2倍収入があれば買ってました(笑)