昨日は毎年恒例の「祖生公民館寄席」。
今年で第17回だそうだ。長く続いてるねえ。
俺は祖生に帰ってきて数年してからその存在に気付き(^^;、それから毎年行ってるけど、まだ4~5回ってところかな。
毎年来て下さる入船亭扇遊師匠と、今年のもう一人の噺家さんは滝川鯉昇師匠。一人二席ずつの計四席を披露してくださった。
演目は扇遊師匠が
「初天神」「棒鱈」
の二席。
鯉昇師匠が、
「長屋の花見(貧乏花見)」「粗忽の釘(宿替え)」
の二席だった。
祖生のおばさんたちは相変わらず師匠達の話の一つ、一つにドッカン、ドッカン受けてて、会場は悲鳴のような笑い声で満ち満ちていた(^^;
初めて公民館寄席に参加した俺の弟が、帰りの車で苦笑いしつつ「あれ、サクラ?」と鯉昇師匠の「長屋の花見」のサゲみたいなことを言ってたほど。いやあ、良いことだよね、この田舎が笑いで満ちるってのは(笑)
ところで、鯉昇師匠の噺を聞きながら、素人なりに「何かこの間聞いた上方落語の噺家さんみたいな感じだなあ」と思ってたんだけど、演目も両方、上方落語起源の話だったのね。
何か、その辺、意識されてるんだろうか?
いや、ほんと、素人なのでうまくは説明できないけど、聞きながら上方の人みたいって思ってたのだ。
師匠は静岡の出身だし、話してる言葉も完全に江戸っ子言葉なんだけどね(^^;
いやあ、でも、田舎でこんな多様な噺家さんを聞けるって相当幸せかも。俺、身体が丈夫なのであまり診療所の売上に貢献してませんが、河郷先生、ありがとうございます(笑)
ところで昨夜は福田岩国市長も会場に来られていた。
まあ、こんな時間まで色々なところに顔出して大変だなあと思うが、こうして生の真打の話が聞けるのなら逆にラッキーだろう。
そう思って帰りに「市長、楽しめましたか?」と声をかけたら、いきなりそんなこと聞かれたせいか若干微妙な表情で「え、ええ」と頷かれていた。
突然でかい声で声かけてごめん(^^;
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