昨日、「ふくろう」に行ったら「KAVALAN(カバラン)」という見たことないお酒が。
大将の同級生が集まって新年会をやった時に、そのうちの一人が持ってこられたお酒の残りだそうで、売り物ではなかったのだが、せっかくなので試飲させてもらった。
香りも良いし(わずかに甘いバニラ香?が・・・)、すごく上品な味がするねえ。熟成されているっていうか。しっかりした味わいがあるのに角が立ってないというか。
するするっと喉を通り過ぎて行く。ホントにきちんと作られている酒って印象。
これ、台湾のシングルモルトだって。びっくり。
ググってみると、現地でも 3,600台湾元(約10,400円)するみたい。良い値がするねえ。
「あんな温かそうなところでウィスキー作れるの?」って思ったんだが、温かいところで作ると短期間に熟成されるだけで、別に品質が悪くなるってわけじゃないみたいね。
いや、ホント。しつこいようだけどびっくりした。
ウィスキーって、やっぱ良い物を作るのが難しいお酒で、世界でも一般的に流通するだけの質と量のウィスキーを作ってる国ってそんなにないのよ。
で、日本はスコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアンとともに世界5大ウィスキーに名を連ねていて、世界的に高評価を得てるんだよ。
ウィスキーに興味無い人は知らないだろうけど(笑)
ちょっと話はずれるが、サントリーの「山崎」のことを馬鹿にする人ってけっこういるんだけど、実は漫画「美味しんぼ」に影響受けてるだけの阿呆ってのが多いよね。
原作者・雁屋某の「好き嫌い、嗜好の問題」か、あるいは「昔、取材を断られたなどの逆恨み」なんかですげえサントリー批判してるのを真に受けてさ(笑)
「山崎」は十分世界に誇れるウィスキーです。
そりゃ「山崎」が口に合わない人もいるだろうけど、それで「山崎は駄目なウィスキー」とか言うのは間違ってるね。「素晴らしい酒だけど、俺の好みではないな」が正しい言い方。
ま、サントリーや「山崎」を「低品質なのに、広告が上手くて売れているだけ」とか評しているヤツは、大概「美味しんぼ野郎」です。見かけたら、笑ってやりましょう(笑)
話を戻すと、そんな感じで、5大ウィスキー産地以外にはなかなか良いウィスキーはない・・・というのが俺的常識だったんだけど、この KAVALAN はすげえ。
こんな酒が台湾で造られてるのか!・・・日本もうかうかしてられないね。
まあ、この KAVALAN。国内に流通してるのかわからないけど、見つけたら買って損は無い味でしたなあ。(つーほど、ウィスキーに強くはないけど(^^;)
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