「ドライブイン あけみ」のラーメン

この土曜日は息子の部活関係の保護者懇親会があって、一次会を「三四郎」で、二次会を「ドライブイン あけみ」で行うという周東町人の正しい酒飲みの会となったのであるが、実は俺は「あけみ」初体験であった。

小さいころ、「あけみ」の近くにあった「高森モーテル」というドライブインに親父が時々連れていってくれた。そのせいか、俺的には「高森モーテル派」という意識があった。

その「高森モーテル」も今はもう無い・・・

「あけみ」は「高森モーテル」との血で血で洗う「国道二号線ドライブイン戦争」を勝ち残った店である。そう、俺の思い出の「高森モーテル」の屍の上で栄華を極める店、それが「あけみ」である(あくまで俺の想像です(笑))。俺の足が「あけみ」に向かわなかったのもご理解いただけるだろう。

そんな俺がついに「あけみ」に。

いやあ、なかなか楽しい場所ですなあ、「あけみ」。
「ドライブインで二次会???」と疑義を抱きつつ(笑)入店したのだが、店の奥ではすでに別の団体が「飲み会」でテーブルを囲っており、すっかり酔っ払って気炎を上げている。
ほんとに、ここは「二号線を走る車のお食事処」と「地元の人たちの居酒屋代わりの店」という二面性を持っているようである。
実際、豚耳の炒めもの等、居酒屋メニューらしきものがたくさんある。俺も、生ビールをガバガバやりながら「居酒屋 あけみ」を楽しんだ。

20140628_akemi.JPG
・・・いや、したかったのはラーメンの話である。

二次会がお開きとなり(まだ3,4人残ってそのまま三次会に突入していたが(^^;)、俺は席を移動し、嫁さんからの迎えを待っている間にラーメンを注文したのである。
豚骨と醤油の二種類があるそうなので「醤油ラーメン」を。520円也。安っ!

これが、思いの外美味かった。
ドライブインのラーメンにはろくな思い出が無い。スープがぬるかったり、麺がぐだぐだだったり。しかし、「あけみ」のラーメンは火傷しそうなくらいアツアツで、麺もやわらかすぎず完璧な茹で具合だった。ちゃんと「煮ずに茹でている」だけでもドライブインラーメンとしては破格である。
そして味の方も、俺の苦手な「醤油臭さ」もなく、鶏のダシがしっかり感じられる美味いスープであった。

これを 520円で食えるのであれば幸せだ。

しかし俺は、まだ「のぉくれ」が高森にあったころ、獺祭の落語会に出席してぐでんぐでんに酔った状態でラーメンを頼み、鶏スープを「この魚介系のスープ、うめぇ!」と食った男である。酔っ払うと、馬鹿舌具合が更にすすむ男だ(^^;

そのことは最後に付け加えておきます(笑)

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このページは、shinodaが2014年6月30日 07:31に書いたブログ記事です。

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