今日、県体予選で東中に 10-0 の大差で負けてしまい、長男坊たち三年生の引退が決まった。
途中までは相手の攻撃を抑え、2-0 で逆転のチャンスを伺う試合展開だったのだが、終盤にダダダダダっと 8点を奪われ、打つ方も 2安打くらいに抑えられ、終わってみれば大差という試合だった。
そんな中、長男坊は 3打数1安打。貴重なヒットを打ちはしたが、打ち上げた球がファーストとライトの間、それもラインの上にポトンと落ちるラッキーなヒットだった。
ここのところ、外野に大きなライナー性の当たりが飛ぶようになっていたので、ヒットになったのは嬉しかろうが、満足は出来てないんじゃなかろうか。
そして、最後の試合のポジションは捕手だった。
正捕手の子の腕の調子が良くないということで、結局息子がずっとマスクをかぶる形になったようだ。
元々、1年生の時からずっと外野を守っていたので、捕手をするようになってからもしばらくはなかなか盗塁が刺せなかったが(某H田氏によると、「外野手の投げ方でモーションが大きい」とのことだった)、最近は「捕球してから投げるまでが速い。それとコントロールがよく良いところに投げている」と見た人に褒めてもらえるようになって、盗塁阻止率もかなり向上していた。
実際、肩の良い捕手と比べると球速も緩く、「ああ、こりゃセーフだな」っと思えるのだが、毎回、ほぼ正確にランナーが滑りこんでくる手前にボールが行くので結果的にアウトが取れるのである。(それに、ショートのUトのタッチも上手いしな。俺も何度か空タッチにだまされそうになったわ(笑))
今日も、3回走られて 2回は阻止。最後の 1回はどっちとも取れるタイミングで、結局セーフとコールされたのだが、実に惜しかった。
まあ、そんなこんなで捕手の役目はきちんと務められたのかな。
ただ、良い当たりのヒットはなかったし、試合も大差で負けてしまったので、やっぱり悔いが残っただろう。
もし、悔いが残ったのなら、高校でそれを晴らすしかないな。
しかし、息子が高校で野球をするにせよしないにせよ、俺自身の野球の塁審人生はこれで終了である。
もう、軟式野球のグラウンドで「ヒズアウト!」とコールすることもない(笑)
寂しいようでもあり、ホッとするようでもあり(笑)
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