この間の PTA の研修で作った俺の「白髪鬼」が焼きあがって戻ってきた。
あ、「白髪鬼」というのは小鉢の「銘」ね。白いから(笑)
作った時はあまりに胴を薄く作りすぎてしまって、ちゃんと完成するかどうかも怪しい出来だったんですが、いざ焼きあがってくるとその薄さがよかったようで。
素人が作ると、どうしても胴を厚く作ってしまって重くなったり、実用性が乏しいものになってしまうことが多いようなんだけど、そういう意味ではなかなか良い感じに仕上がったんじゃないでしょうか。
これなら実際に使えそうです。
ゆがんでるけど(^^;
胴だけではなく、腰も薄かったので、片側がちょっと腰砕けになっちゃって、全体的に斜めに傾いてるんだよねえ。ぱっと見はわからんけど(^^;
今年の運動会の打合せで小学校に行ったら、教頭先生が「良い物が届いてますよ(ニヤニヤ)」と・・・
そういえば、吉香窯の社長が焼きあがったら学校に送りますって言われてたなあとすぐに思い出したので、Mチくんも呼んで作品の受け取り。
皆が「見せて、見せて」と集まってきたんだけど、皆、Mチくんの大作(大皿)の方にばかり関心がいっちゃって、俺の作品には無関心。
俺が悲しみに暮れていると、Nんちゃん(先月から、Nんちゃんと呼ぶ許可がでました(笑))が「こっちも褒めてあげて!」と言ってくれたので、少しだけ皆が「あ、こっちもよく出来たね」と声をかけてくれました。すぐにまたMチくんの大皿に話題は戻りましたけど・・・
その話を家に帰って嫁さんにしたら、「さすがNんちゃんじゃね!感謝じゃね!」と言っていたよ。
ありがとう、Nんちゃん(笑)
ということで、家に帰ったらさっそく俺の「白髪鬼」にミル貝の刺し身を盛って一杯やりました。
ああ、美味い・・・
傷ついた俺の心も癒やされていくわ・・・
<「白髪鬼」について>
「白髪鬼」というのは、以前勤めていた会社の入っていたビル(八丁堀の日本生命広島第二ビル)の警備員のじいさんのアダ名です。「白髪鬼」と「赤目」と呼ばれた二人の警備員のじじぃのことが強く記憶に刻まれていたので(何で記憶に残っているのか謎ですが)、ワタシの最初の作品の銘に使わせていただきました(笑)
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