お盆休みの鹿児島旅行ですが、別のエントリーでも書いたように次男坊のカヌー大会の応援が主目的だったので、基本的に「大会会場からホテルまでの移動の途中、あるいは岩国への帰り道の途中」で行ける範囲で観光・・・という感じでした。
なので、「鹿児島 観光スポット」みたいなワードでググった結果の、上の方に出てくるような観光スポットには一切行かず・・・という非常にもったいない・・・といか、考え方によっては贅沢な(笑)旅でありました。(さすがに桜島は近くまで見に行ったけどね(笑))
まあ、そんな旅で行った数少ない観光スポットの一つが「蒲生のクス」(あるいは「蒲生の大楠」)であります。
知ってた?俺は桜島まで移動している途中で看板が出てるのを見て初めて知ったけど(^^;
ちょうど、桜島から宿泊先の出水市までの帰り道にあったので寄ってみました。
「単なる大きいクスノキじゃろ?」とまったく興味を示さない嫁さんと長男坊を説得し蒲生八幡神社に向かいました。
近くにある蒲生観光交流センターの駐車場に車を停めて、姶良市立蒲生小学校の横を通って蒲生八幡神社へ。駐車場から大鳥居が見えてます。徒歩 3分ってところ。
大鳥居をくぐると、いきなり巨大な楠が俺らを迎えてくれます。
「うーん、まあ、大きいっちゃあ大きいけど、ふーんちゅう感じじゃね」と嫁と長男(^^; こいつら・・・
長男なんて「縄文杉と比べたら小物じゃね」とか言うてるし。お前、屋久島に行ったことなやろ(笑)
しかし、俺たちは大きな間違いをしていたのであります。
「これは大クスじゃねえ!大クスは奥の境内にあるって書いてあるで」
どうやら、この入り口の楠でもいい加減でかいのに、大クスはもっとでかいようです。そして、案内にしたがって境内に向かった我々が目にしたものは・・・
なんじゃ、こりゃ???
マジででかい。中に 5人家族くらい住めそうなでかさやでぇ!!(^^;
さすがに「日本一」である。これはでかい。マジでかい。嫁と長男坊も「すげえ」と絶句してます。
親父も、「こりゃ、ええものが見れた」と大層満足しているようであります。
写真では迫力が伝わらないと思うけど、樹齢は約1500年。幹周は24.2メートルで縄文杉の16.4メートルより余裕で太い。
なんか、単なる木には思えなくて、恐ろしさすら感じるますわ。
最近「占い」に凝っている長女だけは、巨木より「おみくじ、おみくじ」とそっちに興味があったようだが(^^;
しかし、「どうせしょぼい観光地だろうけど、飲み屋での笑い話くらいにはなるだろうから・・・」くらいのつもりで訪ねてみて、意外に感動できるものを目にすると得した気分になりますねえ。
とりあえず、俺の属性の一つに「日本一の巨木をみたことのある男」というのが追加されました(笑)
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