9/4(金)は、広島のクラブ・クアトロであった LOUDNESS のライブに、高校時代に一緒にバンドをやっていたてっしゃんとでかけてきた。(現場にて、今の「音楽仲間」であるM井さんとも合流。・・・嘘をついてました。「音楽仲間」ではなく「飲み仲間」です(^^:つい、アーティストっぽいことを言ってしまいました(^^;)
俺は仕事帰りだったので、Yシャツにチノパン。胸のポケットにはボールペンという完全な「クールビズのサラリーマン」姿だったのだが、まあ、そういう弛い格好のファンの姿もけっこうあって安心した。
全員が鋲付きの革ジャン姿とかだったらいやだなあと心配だったんだけど(笑)
さすが結成 35年の LOUDNESS。ファンも皆けっこういい歳だからな。でも、頭は完全に「磯野波平」なのに、LOUDNESS の黒いピチTに身を包んだ小太りのおっさんも居たりして、ヘヴィメタルファンの業の深さにも触れることが出来たぜ(笑)
で、ほぼ定刻に始まったライブ。
第一部は「初めて海外レーベルから出した記念すべき 5th アルバム『THUNDER IN THE EAST』の発売 30周年記念」ということで、このアルバムを完全再現するという、あの頃からのファンにはたまらない内容。
どうりで、高崎がミラーピックガードの赤いランダムスターを持ってたはずだわ(笑)
まあ、赤いランダムスター見ただけで俺ら異常興奮するからな(笑)
格好も、あの頃の「典型的 ヘヴィメタルバンドファッション」だったし(笑)
高校時代、この赤い「高崎モデル」のランダムスターを持っていたSMテが仕事が忙しくて来れなかったのは残念だった。
まあ、俺は 1985年当時の LOUDNESS をそんなに聴いてなかったので(^^;、「懐かしさに感涙」って感じはなかったんだけど、周りのおっさんたちは異常興奮状態だったよ(笑)
実は、俺、高崎の作った曲って、曲全体の流れとギターソロの部分が完全に切れていて、曲としての完成度が低いと考えてたんだけど(曲の流れやそれまでの曲調とは関係なく「せーの」でテクニカルな技を詰め込んだギターソロが始まるイメージ)、いやぁ、実際に生で高崎の演奏見ると(ここが「聴く」ではなく「見る」なのがギター小僧(今はギター中年オヤジ)の業だけど(^^;)、そんなんどうでもええね(笑)
指板の上を魔法のように走り回る高崎の指と、そこから生まれてくる爆音を耳にしてたらどうでもよくなるね(笑)
爆音の中で高崎のスーパーテクに感嘆しつつ過ごす幸せな時間はきっちり 2時間で終わったのでありました(その後 2時間、「誰か、俺の耳に綿を突っ込んだ?」という状態の余韻が続きましたが(^^;)
てか、メンバーも全員おっさんなのに、この質の高いパフォーマンスはなんだ。
二井原も50過ぎて、よくあんなハイトーンビブラートが出るわ(笑)しかも、すごい声量(笑)
残念ながらアンコールはなかったんだけど、「ま、あれじゃあ、もう余力はないわな(^^;」という内容だった。
しかし、過去「広島に来てくれなかったり、金が無かったり」で観に行けなかったアーチストたちが、広島や岩国に来てくれて最高のパフォーマンスを観せてくれるここ数年の流れ、何?俺、もしかしてもうすぐ死ぬの?とある意味心配にもなる夜なのであった(笑)
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