救急蘇生法の講習で4号を殺してしまった・・・

日曜日はそお小学校にて救急蘇生法の講習に参加した。

まあ、ここ数年、毎年参加しているし楽勝だぜ!と思っていたのだが、要救護者の食道をぶち破り死に至らしめるという大失敗をしてしまった。
ごめんなさい、4号(いや、人形の額に「4」って書いてあったので(笑))

20160619_4gou.JPG
人工呼吸の時に顎を持ち上げて気道を確保するわけだが、この時顎に指を添えて軽く持ち上げてやればいいだけなんだけど、実技で使う人形の首がそんな簡単に動く仕掛けになってるとはつゆ知らず、がっ!と人形の首に喉輪を決め、指導員の先生から「首を締めないで!」と注意された俺は慌てて、今度は地獄突きの要領で指先を喉元にガッ!と(^^;

結果、人形の喉のところに通っているビニールの管を引きちぎってしまいました・・・

気道断絶です。

人間なら呼吸が出来なくなって死にます。
実際、上手く人工呼吸ができたら、このビニールの管を通って人形の胸に空気が送られ、胸がふわっと持ち上がる仕掛けになっているんだけど、4号の胸は二度と持ち上がらないのであった・・・とほほ。ごめん、4号。

もう、卒業まで俺は人工呼吸の実習はしません。また、人を殺したくないから・・・いや、人は殺してないけど(笑)

ところで、救急蘇生の時は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を何よりも優先させるようにとのことだった。
水を飲んでいるから吐かせなきゃとか、怪我しているからどうにかしなきゃではなく、ただただ胸骨圧迫を行う。これは、脳が一番死にやすいから。
息が出来ないとか、血が出てるとか、そういうのは後でいくらでも措置の方法があるが、心肺停止状態で胸骨圧迫を行わず脳への血液供給が滞ったら、数分で脳細胞の壊死が始まり、命が助かったとしても植物人間になってしまう。

これ、みんなも覚えておこうね!!
緊急時は何を置いても胸骨圧迫(心臓マッサージ)だ!!いっぱい人がいれば別だけど、胸骨圧迫より大事な措置は無い!と覚えておこう。

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このページは、shinodaが2016年6月21日 12:51に書いたブログ記事です。

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