先週土曜日。部活を終えた次男坊を中山湖まで迎えにいった帰り道、次男坊が「昼飯は彩龍がいい」と言い出す。
「今、大将の手首の調子が芳しくなくてチャーハンは中止になってるけど、それでもええんか?」と聞くと「俺はいつも唐揚げセットなんで良い」と言う。そうだった。こいつはここのところいつも唐揚げセットばっかで、チャーハンを絶対頼むのは長男坊の方だった。
この日は、嫁さんは仕事、長男坊は部活からまだ帰ってきてなくて(結局 14時すぎの岩徳線で帰ってきた)、彩龍に行くとしたら次男坊と娘と俺の三人だけだ。
俺も実は彩龍の Facebook ページに載っていた新メニューが気になっていた。昼飯は「らぁめん 彩龍」でまったく異論はない。
一応嫁さんにLINEで「わしら昼飯は彩龍行くけどいい?」と確認を取って(いや、俺はもちろんガチガチの亭主関白なので、こんなことは聞く必要はないんだけど、なんとなく、ええ、ほんとになんとなく聞いてみただけですよ)、「いいよ」と許可が出たのですぐに三人で彩龍に出かけたのであった。
で、カウンターならすぐに座れるということだったので、娘を挟んで俺と次男坊と三人で入り口からすぐのカウンター席に座る。
次男坊はやっぱり唐揚げセット、俺は新メニューの「ラーメン豚辛あごはずれセット」を注文した。
娘は彩龍に行きたがる割には食が細くて、未だにラーメンを完食出来ない、というか半分も食べられないので俺のラーメンを分けることにする。
しばし、俺らの正面の座敷席に座った苺漁師・SBT君一家が俺らに気づかずラーメンを食べる姿を眺めつつ待つ。「ああ、SBT君はラーメンを食べるときはメガネを外すんだなあ。うふふふ」などと思っていると、ついに俺の前に新メニューの「ラーメン豚辛あごはずれセット」が!!・・・と思ったら、運んできてくれた大将が「あ!タレかけ忘れた!!」と言って「豚辛丼(仮名)」を持って厨房に戻ってしまった(笑)おちゃめな大将(笑)
すぐに完璧な姿に完成した「豚辛丼(仮名)」が俺の前に。(とここまで書いて、そうか、これが「豚辛あごはずれ」という名前なのか!!と気づいた俺(^^;)
いやあ、これ、美味いです。
まず、豚肉を使った焼肉丼みたいなものを想像してください。そこに、辛ラーメンについてくる激辛肉そぼろみたいなのが乗ってますね。これも含めて、半熟卵(温泉卵ライク)と肉とご飯と、要は皿の上に乗ってるそれら全てをぐしゃぐしゃっとかき混ぜて、で、そのまま口にパクっと・・・
ああああああああ!!!!ちゃんとピリ辛やあ!!ピリ辛な唐辛子風味がたっぷりタレを身に纏った豚肉の味を引き立てるぅ~!!
これは、あれですね、彩龍の丼物の中では一番好きな味やね!チャーハンがしばらく食べられない寂しさを十分紛らわせてくれる味ですぜ。
多分、次も俺はこれを頼んじゃいそう。ラーメンを辛ラーメンにして!
・・・でも、娘とラーメンをシェアするときには辛ラーメンに出来んからねえ。
嫁さんがいないと、(息子たちが娘にラーメンを分けてやるはずもなく)俺がラーメンを分けてやる羽目になるからなあ。
今回も娘に卵やチャーシューを取って行かれ、悲しい思いをしたし。素ラーメンかよ!(ただ、そんな俺を哀れに思ったママさんから嬉しいサービスがありましたが。申し訳ないです。ありがとうございました(笑))
そろそろ、覚悟を決め、娘にも一杯のラーメンを取り、残した分は俺が処理するしかあるまい。このメタボな身体を痛めつけて・・・(食い物を残すくらいなら死んだほうがマシなので)
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